2025年4月30日水曜日

2025年4月30日~Apl.30, 2025

 


- うたかた -

今日で6日間の個展が終わりました。
来場者の数は前回昨年の10月に行った際の半分くらいでしたが、熱心な方の数は同等かそれ以上であったような感じ。
とても楽しい6日間でした。
「次はいつですか?」と問われることが多かったのですが、テーマを決め、作品の構想を練り仕上げるのに一年、個展を開くための準備(会場の手配、作品のプリント、額装など)に半年は時間がほしいので、次回はそれくらい後になるかなぁ~

個展モード最後の作品は、今回の新作「うたかた」から一枚。
背景は、シャボン玉(正確には”泡”)をモチーフにマクロ撮影したもの。
浮かんでいるシャボン玉のような球は、この写真の一部を切り取り円形加工して、浮かんでいるシャボン玉に背景が写り込んでいるように見えるよう合成した一作です。
今回、アルミの板にプリント。
不思議な輝きを持つ一枚になりました。

明日から通常モードに戻ります。


2025年4月28日月曜日

2025年4月28日~Apl.28, 2025

 


- 光の記憶(迷い) -

今日は午後から雨模様となり、早めに展示会場を後にしました。
昨年10月に行った個展にも足を運んでくださっていた方が多く、嬉しい限りです。
今日の作品はレインボースティックをモチーフに撮ったものです。
カメラは三脚に固定し、スティックを左手に持ちレンズの前でクルクルと、右手はシャッターボタンに置き、ファインダーを覗きながら連写で撮ります。
ピントは固定で、スティックを前後させることで調整します。
僕は金沢のミュージアムショップで手に入れましたが、そうそう市販されているものでもないようなので、ネットで買うのが良さそうです。




2025年4月26日土曜日

2025年4月26日~Apl.26, 2025

 


- 光の記憶(喜び) -

個展「光の記憶2」から、今日の一枚は蜘蛛の巣についた雫を撮った作品す。
森の中の小さな流れの脇にあった蜘蛛の巣に、川霧の雫がつきちょうど木漏れ日があたって輝いてた瞬間を撮影しました。
多くの作品は自宅か、自宅近くで撮影したものですが、数少ないフィールドに出かけて撮ったものです。
小さな雫は、虹と同じ原理で、順光側から(太陽を背にして)撮影すると虹のような暈けになります。
ピントが合うと単なる白い点になってしまうので、如何に暈すかが画作りのポイントです。
このボケはファインダーを覗けばわかるので、ファインダーを覗きながらアングル、ピント位置を調整して画作りできます。

Masa OHASHI写真展「光の記憶2」は、大須ワキタギャラリーにて4月30日まで開催しております。


2025年4月25日金曜日

2025年4月25日~Apl.25, 2025


- Ice Stories -

今日から個展が始まりました。
初日、ゆっくりとした出足でしたが、熱心に質問される方が多く退屈している時間はありませんでした。
今日の一枚は、個展案内のDMに使った作品です。
偏光シートを通した太陽光を薄い氷にあて、10枚程度のイメージを多深度合成したものです。
多深度合成とは、ピントを少しづつずらして撮った複数のイメージから、ピントが合っている部分だけを切り出して合成したもので、暈けたところがなく全てにピントが合っているイメージを作成する技術です。
多深度合成を行うソフトやカメラが自動的に行ってくれるものもありますが、マクロ撮影では上手くいかないため、手動で合成しています。

作品の説明はこちらを参照ください。



 

2025年4月23日水曜日

2025年4月23日~Apl.23, 2025

 


- 雨あがり -

マクロ撮影に便利なツールのひとつに「雨雲レーダー」があります。
今雨が降っていても、何十分後に雨が止むか、止まないか目星をつけることができます。
雨上がりは普段とは違う雰囲気の写真が撮れるので、止む頃を見計らってカメラを持ち出せば雨対策は不要です。
花車という種類のガーベラが花をつけました。
その花びらは雨の雫がつきやすく、その雫を狙って画作り。
花は赤なので、赤色の深みを表現しべく露出はマイナス補正しました。


【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/500, ISO = 400, AE = -1, 
Color temperature = 4500K


2025年4月22日火曜日

2025年4月22日~Apl.22, 2025

 


- 春風 -

牡丹の花の白と赤紫のグラデーションを活かして一枚。
花びらの間から見える一枚の花びらにピントを合わせてみました。
白を活かすために露出は教科書通りのプラス補正です。
風があって花が揺れるので、被写体ブレ防止の為ISO感度を上げてシャッタースピードは早めに設定しました。
今日は昨日プリントが出来上がったばかりの作品に展示用の下駄を履かせ、個展用の作品がすべて完成しました。
後は、会場に持ち込むものの荷造りをするだけです。
明後日、展示。25日から個展開始です


【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/1600, ISO = 320, AE = +1, 
Color temperature = 5200K


2025年4月21日月曜日

2025年4月21日~Apl.21, 2025

 


- 妖炎 -

牡丹の花で一枚。
この花は黄色のしべをしていますが、しべそのものはモジャモジャしていてあまり画的ではない。
花びらから覗く黄色のしべを暈して画作りしてみました。


【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/1250, ISO = 160, AE = +1, 
Color temperature = 5200K


2025年4月20日日曜日

2025年4月20日~Apl.20, 2025

 


- 静々 -

この数日、初夏の暑さ。
ボタンの花も今日が撮り収めかも。
昨日に引き続き、赤紫と白のグラデーションがきれいなボタンの花がお題です。
重なり合う花びらの付け根あたりにピントを持っていき、白い花びらを暈して画作りしてみました。


【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/500, ISO = 400, AE = +1, 
Color temperature = 5000K


2025年4月19日土曜日

2025年4月19日~Apl.19, 2025

 


- 孤影 -

今日のお題は赤紫と白のグラデーションがきれいな方のボタンの花。
花びらの奥にある小さな花びらを見つけ、それにピントをあわせて一枚。
教科書通り、白を活かすためプラスに補正しました。


【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/1000, ISO = 200, AE = +1, 
Color temperature = 5450K


2025年4月18日金曜日

2025年4月18日~Apl.18, 2025

 


- 花 -

ボタンの花が咲きました。
真っ赤な花と赤紫と白のグラデーションがきれいな花と二株ありますが、今日は赤い花をモチーフにしました。
逆光側から狙い、花びらの透け感を出してみました。
赤紫色が出ていますが、赤一色の花なので偽色かと思われます。
こういう偽色も画作りの楽しみです。


【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/320, ISO = 250, AE = -1, 
Color temperature = 2850K


2025年4月17日木曜日

2025年4月17日~Apl.17, 2025

 


- Sと青 -

ネモフィラの花が沢山咲いてきました。
チューリップは終わりに近いですが、ネモフィラはまだこれから盛んに咲きます。
ネモフィラは低い位置に咲くので、チューリップと重ねるにはローアングルで狙う必要があります。
最初に面白そうなチューリップの葉っぱを探し、それに重ねられそうなネモフィラの花とアングルを探る順番です。


【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/2500, ISO = 200, AE = -1, 
Color temperature = 5450K


2025年4月16日水曜日

2025年4月16日~Apl.16, 2025


- 曲がりくねる線 -

曲がりくねっているチューリップの葉っぱを先っぽの方から狙い、真ん中あたりにピントを合わせたて画作りしてみました。
所々に日があたっていてくねくね感が強調されています。
背景を整理するため露出はマイナス補正しています。


【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/3200, ISO = 200, AE = -1, 
Color temperature = 3700K


 

2025年4月13日日曜日

2025年4月13日~Apl.13, 2025


- Future -

今日は朝から土砂降り状態。
とても簡易防水では太刀打ちできそうにない。
やむなく室内でシャボン玉で遊ぶことに。
外が暗いので、ISO感度を上げてもシャッタースピードが稼げない。
一脚を足でも固定してブレ防止。


【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/80, ISO = 800, AE = -1, 
Color temperature = 6500K


 

2025年4月12日土曜日

2025年4月12日~Apl.12, 2025


- S(踊る曲線)-

チューリップの赤い花の重なりをうまく利用して画作りしてみました。
強く日差しを受けている、つまり、コントラストが強い葉っぱを探すと画作りしやすいです。
赤を表現するときは露出はマイナス補正したほうが深みのある赤色がでますが、今回、花にも日差しがあたっていて、マイナス補正では葉っぱ側が露出不足になっていました。
そこで、露出補正なしで撮影し、その分、RAW現像時に赤色の花の部分だけをマイナス補正してバランスを取りました。


【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/1600, ISO = 200, AE = +/-0, 
Color temperature = 5450K


 

2025年4月11日金曜日

2025年4月11日~Apl.11,2025

 


- 光る直線 -

チューリップの花の間にネモフィラの花に日差しを受けて輝く雫を発見。
その手前にあるチューリップの花の茎にピントを持ってきて画作りしてみました。


【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/1000, ISO = 200, AE = -1, 
Color temperature = 5000K


2025年4月8日火曜日

2025年4月8日~Apl.8, 2025

 


- 3つの曲線 -

今年新しく植えた赤い花のチューリップを二輪使って一枚。
日差しのあたり具合で葉っぱの表情は変わります。
面白そうな表情をしている葉っぱを探し、次に、それに被る花を探してカメラを向けます。
そういう花が見つかりやすいように、普通より密に球根を植えました。
また、チューリップの株の間にはネモフィラを蒔いて、ネモフィラの青い花と被せることもできるようにしてあります。


【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/2000, ISO = 200, AE = -1, 
Color temperature = 5450K


2025年4月7日月曜日

2025年4月7日~Apl.7, 2025


- S(青をまとった曲線)-

ネモフィラの花の向こうにチューリップの葉っぱの面白い曲線を見つけて一枚。
ピントは葉っぱのエッジに、ネモフィラの青い前ボケがピントがあっているとことの半分くらいを覆うアングルを探りました。
深い青を出したくて、露出はマイナス補正です。


【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/4000, ISO = 200, AE = -1, 
Color temperature = 5500K


 

2025年4月6日日曜日

2025年4月6日~Apl.6, 2025


- 輝き -

雨間をついてカメラを持ち出しました。
チューリップの花びらについた小さな雨の雫を見つけ、背景の白と赤の花の写り込みに着目して一枚まとめてみました。


【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/640, ISO = 640, AE = +1, 
Color temperature = 5500K


 

2025年4月4日金曜日

2025年4月4日~Apl.4, 2025


- 波打つ曲面 -

お昼すぎのトップライトを使い、隣のチューリップの影が落ちた葉っぱで一枚。
ピントはその影の端に合わせてみました。


【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/2500, ISO = 200, AE = -1, 
Color temperature = 4800K


 

2025年4月3日木曜日

2025年4月3日~Apl.3, 2025

 


- 目覚める曲線 -

日差しのあたった成長途中の小さなチューリップの葉っぱを、赤い花の向こうに見つけ一枚。
ピントはセオリー通り葉っぱの先端に。
どこまで花の前ボケを葉っぱにかけるかを調整しながら構図を決めました。
背景を整理するために露出はマイナス補正しています。


【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/640, ISO = 200, AE = -1, 
Color temperature = 4430K


2025年4月2日水曜日

2025年4月2日~Apl.2, 2025

 


- S(立ち上がる曲線)-

漸く赤い花のチューリップが咲き始めました。
その花を前ボケに入れて一枚。
前ボケはあるかないかわからないくらいがいい、と写真を始めたころに教えてくれた方がいましたが、ちょっとそれを思い出して狙ってみました。


【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/2000, ISO = 200, AE = -1, 
Color temperature = 4600K


2025年4月1日火曜日

2025年4月1日~Apl 1, 2025

 


- S(立ち上がる曲線)-

日差しはなかったのですが、雨上がりに雫を狙ってみました。
雫は曇天を写し込むと光って見えます。
写り込むアングルを探してカメラを向けます。


【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/500, ISO = 400, AE = -1, 
Color temperature = 4850K


2025年7月28日~July 28, 2025

- Wave of Light - 偏光シートはネット通販で手に入れることができます。 理科の実験用等の目的で売っているようです。 バラでは買えなくて、3枚セットでした。 PLフィルターもNDフィルター代わりに使える(絞り2段くらいの効果があります)ので、偏光シートも光量を減らす...