2024年10月15日火曜日

2024年10月15日~Oct 15, 2024

 


- 惜秋 -

今日は朝からどんよりと曇り。
日差しは全く望めないので、中間リングを外して普通に花撮りにしました。
前ボケを活かした画作りをしたいので、近くに並んで咲いている2輪を探します。
暈すほう(手前に咲いている個体)は形が崩れていてもかまいませんが、主役となる方(後ろに咲いている個体)は形のいいものを探します。
前ボケが後ろの花の蕊にかかってしまうと花らしくなくなってしまうので、かからないアングルを探りますが、風で揺れているので最後は下手な鉄砲方式です。
後ろにも小さく花を入れて、まとめてみました。
ちょっと落ち着いた色にしたかったので、露出はマイナスに補正しました。


【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO on monopod
Shutter Speed = 1/1000 sec, ISO = 400, AE = +/-0, 
Color temperature = 4050K


2024年10月14日月曜日

2024年10月14日~Oct 14, 2024

 


- Space Travel -

今日のお題は、と探しているとサザンカの葉っぱの間で蜘蛛の糸がキラキラ光っていたので一枚。
背景にサザンカの葉っぱの棘の宝石ボケを配置して、シンプルにまとめてみました。
蜘蛛の糸はピントがあっていないところに独特のきれいな縞模様が現れるので、いかにピントを合わせないかがポイントです。
ピントが合ってしまうと白い一本の線になってしまうし、外れすぎてもボケが大きくなって背景に埋もれてしまう。
ちょうどいいところをファインダーで見ながら探ります。
背景との関わり(背景にピントが合うと主役をそっちに奪われかねない)もあるので、色々試行錯誤します。
また、結構強く光を反射しているので、白トビしやすいです。
露出はマイナスに補正しておきましょう。


【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/4000 sec, ISO = 800, AE = -1.00, 
Color temperature = 4800K


2024年10月13日日曜日

2024年10月13日~Oct 13, 2024

 


- Cool Wind -

今日はコルジリネレッドスターにいい光があたっていたので、これで一枚。
コルジリネの葉っぱはそよ風くらいであれば揺れないので、比較的スローシャッターが切れます。
RAW現像でハイキーに仕上げてみました。

個展も終わったことだし、次回に向けて開催までの段取りを整理しておきます。

  1. 開催時期の決定(何事も締め切りを作るとスケジュールを逆算できるので楽。また、会場によって申し込み期限が異なる(早いところは一年前)ので、期限を逃さないためにも大まかでも決めたほうがいい)
  2. 主たる展示作品の選択(展示したい作品数点を決める。お気に入りとか賞をもらった作品などが候補)
  3. テーマの決定(展示したい数点からテーマを決める。テーマから入るとテーマに合う作品がなくて挫折しやすい)
  4. テーマに沿って、展示したい数点を補足する作品を選ぶ。会場を決めるまでにここまで進めておくと何かと好都合
  5. 会場の申し込み(申し込みに際し、展示会名、テーマ・概要、作品数点~十数点の提出が必要。審査がある場所も)
  6. 会場が決まったら、会場への搬入経路や、そのタイミング、搬入方法、展示方法を早めに確認しておく。場所によっては、宅配等による事前持ち込み不可のところもある。
  7. 会場のレイアウトに合わせ、4で選んだ作品の展示レイアウトを作る。小さくプリントして模造紙等に張り出してもいいし、画像処理ソフトでレイアウトしてもいい。主たる展示作品は大きくプリント、他は小さくプリントと同じ大きさにしないほうがメリハリがでます。また、階段状にするとか上下斜めなど一直線でない展示もいいですよ。この時点で数が足りなければテーマに沿った写真を撮り足す。多ければ展示候補から外す。会場によっては、申込み期限から開催まで時間がないところもあるので、申請が受理される前提でこのレイアウトを作っておく。
  8. 4で選んだ写真をプリント、額装(あるいはパネル制作)する
  9. 案内DMの作成、送付。多くのギャラリーで直接行けば案内DMをおいてくれる。郵送は1ヶ月前くらい。SNS等での告知も有効。SNSでは複数回告知するといいらしい。
  10. キャプションの作成(切手のないインクジェットはがきの通信面にプリントすると比較的簡単にできる。時間のある方はそれを貼りパネに。)挨拶文や自己紹介文・経歴も作っておくと親切です。ステートメント(作品の説明文)もあるといい。
  11. 記帳簿の用意(市販の芳名録を買ってもいいし、A4紙に自作プリントしても個性的。最近は、個人情報保護もあってGoogleのForm等使ってスマホから記帳できるようにするのが流行りらしい。)
  12. 展示に際し、必要な作業の洗い出しと方法の決定。必要に応じて助っ人手配、業者依頼する。

後は、展示を待つのみ。


【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/125 sec, ISO = 800, AE = -1.00, 
Color temperature = 3700K


2024年10月12日土曜日

2024年10月12日~Oct 12, 2024


- Supersonic -

庭へ出るとムラサキツユクサの葉っぱに格好の木漏れ日があたっていたので一枚。
ムラサキツユクサの葉っぱにも産毛が生えていて、それが日差しを受けて光っているものを横からのアングルで捉えました。
ピントは日差しのあたっている端あたりへ。
日があたっている部分は大きく暈けて、発光しているかのように写りました。

さて、個展も終わったので今回の反省ポイントをまとめておくと、

  1. コンテンポラリーアートではステートメント(説明文)が重要だと言われています。フォトブック、展示ともにステートメントがあったほうが良かったかな?
  2. 受付の上にも展示スペースがあり、そこも展示(ポスター的なもの)したら、との指摘がありました。
  3. Facebookとか個展の告知は頻繁にしたほうがよさそう。一回だけでは見落としたらアウト。
  4. 1にも関係しますが、ギャラリートークの時間を設けたほうがいいかも。

行きたかったけど都合がつかなかった、という声を複数いただきました。
展示スペースの関係で全部を展示できなかったし、資金の問題はあるけど、どこかでもう一度やりたいなぁ~。


【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/500 sec, ISO = 400, AE = -1.00, 
Color temperature = 4750K


 

2024年10月11日金曜日

2024年10月11日~Oct 11, 2024


- 霊峰 -

ほぼ一週間ぶりにカメラを手にしました。
新しい表現を求めて再始動です。
ただ、まだ感覚が戻って来ていない感じ。

漸く秋っぽくなってきましたが、小振りながらアサガオの花が沢山咲いています。
青い花にいい光があたっていたので一枚。
深い青を表現するために、常套手段のマイナス補正です。
ハイライト優先測光で露出を決めているので、補正値(-1)以上にシャドウ部分は暗くなっています。


【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/1000 sec, ISO = 200, AE = -1.00, 
Color temperature = 4800K


 

2024年10月10日木曜日

2024年10月10日~Oct 10, 2024

 


- 光妖精の悪戯 -

今日で個展終了です。
のべ280名の方にご高覧いただきました。
ちょうど秋雨のタイミングにあたってしまったようで、期間中青空が覗いたのは今日だけでした。
足元の悪い状況でも、足を運んでいただけるというのはそれだけ熱心な方が多かったと言うことだと感謝しかありません。

最後の一枚は氷を使ったものです。
冷凍庫で30分ほど冷やして作った薄い氷を太陽光の下に。
冬の朝の低い日差しを利用して、氷に反射した光を捉えたものです。
低いアングルから狙うので、奥にピントを合わせると手前は大きく暈けるのを利用して画作りします。
偏光シートを日差し側において、偏光シートを通した光=偏光光を当てるのが発色の味噌です。


【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/2500 sec, ISO = 200, AE = -1.00, 


2024年10月9日水曜日

2024年10月9日~Oct 9, 2024

 


- Future -

個展も残すところ後1日となりました。
明日は次の展示へと展示替えがあるため、14時までの開場です。
お間違えのないように。

さて、展示作品から今日は言わずとしれた蜘蛛の巣の作品。
僕の作品の中では珍しく何を撮ったか分かる作品です。
仲間内では、何を撮ったか分かってしまう(抽象度が低い)ので、良くないとの評判ですが、やっぱり自分が好きなので入れてしまいます。

蜘蛛の巣を撮るときは、最初に、日があたってキラキラしている巣を探します。
次に、なるべく背景が暗くなるようなアングルを探し(ここまでは肉眼で)、カメラを向けます。
露出はマイナスに補正します。
蜘蛛の巣に反射する光は強いので、白飛び、色潰れしてきれいな虹のような縞模様は消えてしまうので、露出補正には気を使ってください。
ちょっと暗い(アンダー)かも、くらいでも十分です。

背景の暈けを主題とどう組み合わせるか、ファインダーを覗きながらアングルを調整。
暈けの部分にきれいな縞模様が現れるので、その様子を見ながらピント位置を決めてシャッターを切ります。
よほど好条件でなければ、巣は風に吹かれて揺れているので、反射神経に自信があるかたは、イメージした形になった瞬間に一発撮りでもいいですが、歩留まりを考えると、連写で撮るのがおすすめです。


【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO on monopod
Shutter Speed = 1/800 sec, ISO = 400, AE = -1.00, 


2024年10月15日~Oct 15, 2024

  - 惜秋 - 今日は朝からどんよりと曇り。 日差しは全く望めないので、中間リングを外して普通に花撮りにしました。 前ボケを活かした画作りをしたいので、近くに並んで咲いている2輪を探します。 暈すほう(手前に咲いている個体)は形が崩れていてもかまいませんが、主役となる方(後ろに...