- Victory cup -
TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 using 31mm Extension Tube on hand
Shutter Speed = 1/500 sec, ISO = 200, AE = +/-0,
Color temperature = 4250K
チューリップのお題、二日目。
特徴あるチューリップの葉に落ちている強い日差しを利用してまとめてみました。
花は大きく暈し、背景を焼き込むことで構図をシンプルにしました。
視線の動きを誘導する要素その1
人や動物の顔や顔を想起させるもの
人は社会的な動物なので他人が見ているものが気になります。
したがって、自然と人の視線の先を追う習性があるようです。
見る人の視線は顔から始まって、顔の向いている先へ強く誘導されます。
この技法は、中世ヨーロッパの宗教画によく使われていて、描かれた人々の視線を追っていくと、主キリストに集まるように描かれています。
沢山の人物が登場すると画がゴチャゴチャしてしまいますが、人々の視線を主キリストに集めることで統一感を醸し出し、ゴチャゴチャ感を排除するためにこの技法が用いられています。
この誘導は、人の顔に限らず、動物や顔のようなもの(花など)によっても引き起こされるようです。
よく、花は開いている方向の空間を広く取るとよい、と言われますが、これは、花の開いている先へ視線が誘導されやすく、その方向の空間が狭いと窮屈に感じたり不安を感じたりするからだと思われます。
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