- Cosmic Space -
今年は暖冬の影響で蚊の発生数が多いそうです。
そのせいなのか、例年、庭の中で蜘蛛の巣は見かけないのですが、一箇所に数個かたまっているのを見つけました。
餌となる虫が多く、蜘蛛の生存確率が高くなった、ということなのでしょう。
蜘蛛の巣を撮るときは、まず、蜘蛛の巣に日が差していることが絶対条件。
次に、できればその背景が暗くなっているほうがいい。
そういう蜘蛛の巣を探すのですが、数が多いと見つかる可能性が高くなります。
見つけたら、まず、肉眼で蜘蛛の糸がキラキラ光るアングルを背景も考えながら探し、その角度にカメラを構えます。
キラキラ光る角度は狭いので、いきなりカメラを向けると、視野の狭いカメラでは見つけられなくなってしまいます。
また、蜘蛛の巣からの反射光はかなり明るいので、シャッタースピードを稼ぎ、背景を暗く落とし、トビを防止する、という意味で露出はマイナスに補正します。
この蜘蛛の巣はキラキラ光るのではなく、ぼ~と彩りよく光っていたもの。
こういう光り方は珍しいのですが、それを活かした画作りをしてみました。
【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/250 sec, ISO = 200, AE = -1.00,
Color temperature = 4200K
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