- ひととき -
花を撮るときの常套手段のひとつに、2つの花を前後に重ねて撮る方法があります。
重ね方や前後の距離によっていろいろな表現ができます。
離れすぎると一方がボケ過ぎて存在感がなくなってしまうので、10センチ前後離れている2輪を探します。
これは、ほぼ並んで咲いている2輪を撮ったもの。
カメラアングルは2輪が完全に重なる位置に取りました。
前後どちらにピントを合わせるかは表現の意図次第ですが、僕はどちらかというと後ろに合わせるほうが好きです。
花びらが前の花のボケに隠されてより抽象度があがるからですが、それも好みの問題です。
この対ではちょうど蕊の位置が重なって、後ろの蕊の存在をより強調する形になりました。
ボケの向こうに主題があるためピントの山がわかりにくくなり、シャッター一度で決めることはほぼ不可能です。
下手な鉄砲方式で連写してピントが最も合っていた一枚を選ぶようにします。
明日からいよいよ個展開始です。
午後から展示に行きますが、どうも雨になるようで。。。
【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/800 sec, ISO = 640, AE = -1.00,
Color temperature = 4000K
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