- 聖なるかな -
シャボン玉の色はシャボン液(水と中性洗剤に含まれる界面活性剤が結合したもの)の薄膜の表と裏で反射した光が干渉して、膜の厚みがちょうど波長の整数倍になる波長の光だけが強調されて色つきます。
その厚みによって色が変わるわけです。
シャボン玉(泡)を作った直後は膜が厚すぎるのかあまり色はでません。
しばらく置いておくと、次第に膜が薄くなるようで、膜全体が色づいて見えるようになります。
その間、シャボン玉が割れてしまわないように、”つなぎ”としてグリセリン等水に溶け粘性の強い物質を混ぜます。
水の量の割合がポイントで、少ないときれいな色がでません。
割合が多いほどきれいな色がでますが、多すぎるとすぐ割れてしまいます。
経験的に、水:中性洗剤:グリセリンを8:1:1の割合で混ぜると、シャボン玉も長持ちし、かつ、発色の良いシャボン液が得られるようです。
この割合は厳密である必要はなく、目分量で計れば十分です。
【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/640, ISO = 400, AE = -1,
Color temperature = 5450K

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