2022年8月24日水曜日

2022年8月24日~Aug 24, 2022

 


- secret meeting -

TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO on monopod
Shutter Speed = 1/2500 sec, ISO = 200, AE = -1.00, 
Color temperature = 4700K

印画紙の色空間はほぼsRGBと同じ(やや狭いらしい)。
一方、RAW現像に使っているLightroomの色空間はadobe社のProPhoto RGBでsRGBより広い色空間を持っています。
従って、私の作品には印画紙では表現できない色が入っているということになります。
パネルは今回の展示の中心的な作品になるので、どうしても妥協したくなかった。
サロン側のお許しを得て、パネルだけはインクジェットプリントで作成することにしました。

インクジェットプリントは印画紙と比べ、光沢感というか透明感が劣ります。
紙の上にインク(顔料)を吹き付けてプリントする関係上、表面に小さな凹凸ができてしまい、これが光沢感を阻害します。
幸い印刷面にアクリルを貼るという荒業でこの凹凸を軽減し、光沢感を回復することができます。
この方法でパネルを作ることにしました。
(印刷面をラッピングすることで光沢感を回復する方法もあるようです。ただ、それをパネル化できるかは不明。)

インクジェットプリンターの色空間はadobeRGBです。
色表現の広さはProphoto RGBとsRGBの中間くらい。
おそらくキャリブレーションのターゲットの違い(私のモニターはWeb表示に最適化してあります)から、若干、色調(青がやや黄色、緑がややマゼンダ)に変化がありました。
また、印刷なのでモニターで見るのと比べて暗くなります。
なお、色調の変化は印刷屋によって異なる可能性があります。
また、見た目での判断で、きちっと計測したものではありません。

これらの変化を考慮して、印刷用データ(TIFFまたはJPEG)を作ります。

カラーバランスで
 YBを+8(青味を強く)
 MGを+8(緑味を強く)
し、トーンカーブで
 190に固定ポイント
 62 → 80
とし、明度を補正しました。

さて、今日のお題はアサガオです。
ちょうど花の根本に日があたり、蕊が影になって写し出されていた形が面白くて一枚まとめてみました。


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