- Metropolitan -
連休のたびに台風、というのはどういうことなんでしょうね。
今日は朝から雨が強く、とても外で撮影、という状況ではありません。
ということで、今日の一枚は蔵出し。
2022年のEuropian Photography Awardsで、金賞を頂いた作品のうちの一枚です。
受賞作品は8枚のシリーズになっていて、こちらからご覧頂くことができます。
PLフィルターを通して撮影した氷を多深度合成したものです。
多深度合成とは、ピント位置をずらしながら撮影した複数(5~6枚くらい)の写真を、ピントがあっている部分だけを合成することです。
歪のない写真ならPhotoshopを使えば自動でできます。
でも、マクロレンズで近接撮影したものは、ピント位置によって大きく歪むので、手動でその歪を補正しながら合成する必要があります。
一枚作るのに、平均1時間くらいかかりました。
50枚くらいこういう作品を作って、そのうちの8点を選んで応募しました。
入賞できたので少しは苦労が報われた感じです。
海外のフォトコンテストは、どこも応募時に数千円の費用がかかります(日本は無料のところがほとんど)。
細かくカテゴリー・サブカテゴリーに分かれていて(これも日本のフォトコンと違うところ)、一つの作品を複数のカテゴリー・サブカテゴリーに応募することも出来ます(その分、応募費用があがる)。
ひとつのカテゴリーは10~15くらいのサブカテゴリーに分かれています。
このサブカテゴリーの数が100を超えるコンテストもあります。
また、締め切りより早く応募すると、応募費用が割安になるのも面白いシステムです。
一応、応募締切はあるのですが、よく、延長されます。
なんのための締切なのかよくわかりません。
ひょっとすると、目標とする応募数に達しない(お金が入ってこない)と締切延長するのかもしれません。
このEuropian Photography Awardsも6月が締め切りだったはずですが、最近まで、追加募集をしていましたw
その割にケチ?で、賞金はトップを取らないと出ません!
スポンサーがついてなさそうだから仕方がないのかもしれませんね。
ちょっと海外のフォトコン事情をまとめてみました。
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