- Star light -
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/2000 sec, ISO = 200, AE = -1.00,
Color temperature = 5500K
ネモフィラの花がちょうど三輪、ほぼ一直線に並んで咲いているのをみつけたので、一番奥の花にピントを合わせ、手前二輪を前暈けにして一枚まとめてみました。
縦位置にするか、横位置にするか迷いました。
フィルムの時代は、現場でどっちがいいかファインダを覗きながら思案にくれたでしょう。
「一写入魂」なんていう言葉もあったくらいですから、よくよく被写体を観察してシャッターを切っていました。
フィルムは、フィルムそのものもお金を出さないと手に入らない代物ですし、撮影後も現像にお金がかかった時代ですから、無造作にはシャッターを切れなかった訳です。
それがデジタルになって、そうしたお金が要らなくなった。
メモリカードさえ買えば、あとはいくら撮ってもコストは発生しません。
そうすると自ずと撮り方も変わってくる。
マクロ撮影はその最たるもの。
狙いのところにピントを合わせるのは、被写体も(風等で)ブレている以上、一写で決めるのはとても確率が低い。
連写でバシャバシャ、ピントが狙いの位置にあるものを選ぶ、なんていう芸当はデジタルならではでしょう。
構図も同じです。
縦がいいか、横がいいか、ではなく、両方撮っておいて、後から良い方を選べば良い。
マクロ撮影は開放が基本なので、絞りをいじることは滅多にないですが、風景など絞りを色々変えて撮っておいて後から一番良いのを選ぶ。
意外と新しい発見があったりして、画作りの幅が広がります。
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