- 月と太陽 -
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/4000 sec, ISO = 200, AE = -1.00,
Color temperature = 4800K
今日のお題はサザンカです。
サザンカを撮るときの注意事項は白飛びです。
棘や葉っぱの表面は鏡のように強く日差しを反射するのでとても飛びやすい。
そこで、撮影テクニック
・測光モードはハイライト優先にし、露出をマイナス補正すると白飛びを防ぐことができる(可能性が高い)
ミラーレスだと白飛びの状況はファインダー内で確認できますし、一眼レフなら撮影後にデータをカメラのモニターに表示して、白飛び状況を確認し、補正が不十分なら追加しながら撮影します。
実は、このテクニックはRAW現像テクニックと一緒に使います。
それは、
・マイナス補正した画像は、RAW現像で露出をプラスすることで露出を適正にすることができる(する必要がある)
です。この時、
・画像のヒストグラムの右端に角が出るほどに露出をプラスすると白飛びする
(逆に言うと、角がでない範囲で露出をプラスするということです)
・露出が足りなければ、シャドウレベルをプラスにすると白飛びを避けながら露出をプラスできる
・そうすると画像にメリハリが少なくなるので、かすみの除去をプラスにするとメリハリをつけることができる
実際は、マスク(マスクがかかっているところだけ効果が得られ、かかっていないところはそのままにできる機能)をかけて、部分的に上記のテクニックを適用することでよりメリハリの効いた画像を作ります。
今日の作品は、真ん中の大きなボケが強く輝いていて、そこが飛ばないように露出を決定しています。
RAW現像時に、そのボケの露出は抑え、他はプラスすることでメリハリのある作品としました。
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