- 虹の幻想 -
今日から一週間くらい天気が良くないという。
前線が停滞する影響らしいが困ったものだ。
日差しがないとなかなか作品作りが難しい。
一脚をうまく使えばスローシャッターでもブレない(勿論、被写体ブレはないとして)ことがわかったので、思い切って一方向からしか光が入らないところにシャボン液の入ったグラスを置いて撮影してみました。
ところで、シャボン玉に色がつくのは、水の薄膜による光の干渉によるものです。
撮影中、時間が経つにつれて色がなくなっていく現象を見つけました。
シャボン液は、中性洗剤に水を3倍位、グリセリンを同量混ぜて作っています。
グリセリンはシャボンの膜が長持ちするように入れているのですが、時間が経つにつれ、水分がなくなってグリセリンだけが残ることで、色が消えるのかなと推測しています。
グリセリンの量を増やすと割れにくくなるのですが、色が消えては画にならない。
つまりシャボン玉を作り直すことになるので、グリセリンの量はさほど多くなくて良いと思われます。
シャボン玉も鮮度が大切、ということのようです。
そんなできたてのシャボン玉で撮った一枚。
【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/250 sec, ISO = 800, AE = -2.00,
Color temperature = 5000K
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