- 静寂 -
マクロレンズは視野が狭いので、思わぬイメージがファインダーに飛び込んでくることがよくあります。
そういうときほど面白い画になる場合が多く、狙った場所ではないけれど逃さないようにターゲットを変え、最初の印象を大切にしながら、その印象がもっとも強く現せるフレーミング、ピント位置を探ります。
ファインダーから目を外すと見失ってしまったり、光の具合が変わってしまったりするので、ファインダーを覗いたまま露出補正やISO感度調整も行いますが、その前にとりあえずシャッターを切っておくのも技のひとつです。
ある程度はRAW現像で救えるところがあるので、まずは、シャッターチャンスを逃さないことの方を優先します。
そうやって撮った一枚。
お題はムラサキツユクサの葉っぱです。
花を狙ってカメラを向けたのですが、ちょっと外れてこのイメージが飛び込んできました。
【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/250 sec, ISO = 400, AE = +/-0,
Color temperature = 4400K
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