2025年11月30日日曜日

2025年11月30日~Nov 30, 2025

 


- Birth of Color -

ラップフィルムの二枚重ね版。
二枚のフィルムの間隔は、意外と離れていない方がボケが綺麗にでる。
おそらくその間隔は1cm暗い。
それ以上離れるとボケが大きくなりすぎ、お互いに重なって白っぽくなり単にコントラストを落とすだけの存在になる。
フィルムの間隔は一枚目を針金のフレームに被せ、その上に二枚目をそっと被せる感じでOK。
間隔が空いたところ、くっついたところのムラはできるが、その差が画作りの幅になる。
お気にいった画ができないときは、フィルムを指先でつついて形を変えファインダーを覗く。
この繰り返しだ。


【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/200, ISO = 640, AE = -1, 
Color temperature = 5050K


2025年11月29日土曜日

2025年11月29日~Nov 29, 2025

 


- The Creation -

昨日と同じラップフィルムの二枚重ね。
少しラップフィルムに皺を寄せて、細かな構造を作り日陰になるよう衝立の角度を調整し、日差しが直接あたらないようにした。
素材はポリメチルペンテンとポリ塩化ピニリデン。
ポリ塩化ピニリデンのフィルム表面には独特の縞模様が付いていて、それを活かした画作りをしてみた。


【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/500, ISO = 800, AE = -1, 
Color temperature = 5250K


2025年11月28日金曜日

2025年11月28日~Nov 28, 2025

 


- 光の漣 -

今日は二種類、違う素材のラップフィルムを重ねて撮影。
二枚を完全に重ねないで、あまりくっつかないようにふわりと重ねてみた。
くっついてしまうとあまり発色しない。
偏光シートを通った日差しを直接あてて撮影。
白飛びのリスクを下げるため露出はマイナス補正した。


【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/1250, ISO = 400, AE = -1, 
Color temperature = 4600K


2025年11月27日木曜日

2025年11月27日~Nov 27, 2025

 


- Chromatic Shift -

ポリメチルペンテン製のラップフィルムは相互にくっつかない特徴がある。
それを活かして、針金で作ったフレームの上に、フィルムを2枚適当に重ねて造形してみた。
一枚目と二枚目の両方が発色しているポイントを探し、ピントは一枚目、二枚目両方に合わせて画になるほうを選んだ。


【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/160, ISO = 800, AE = +/-0, 
Color temperature = 5000K


2025年11月23日日曜日

2025年11月23日~Nov 23, 2025

 


- Landscape -

今までは透明感を表現するために、RAW現像で「かすみの除去」をプラス(かすみを取り除く方向)に使ってきました。
かすみを取り除くと多くの場合、全体が暗くなります。
明るい表現にしたくて、逆にマイナス(かすみを加える方向)に使ってみました。
そのうえで透明感を強調する調整(ハイライトをマイナス、白レベルをプラスに振る)を実施するとハイライトが発光しているような表現が。
この画でも試してみましたが、どうでしょう・


【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/500, ISO = 640, AE = +/-0, 
Color temperature = 4850K


2025年11月22日土曜日

2025年11月22日~Nov 22, 2025

 


- 歓喜 -

透明封筒と同じ素材と思われるラップフィルムを使って撮影。
マクロで覗くと劣化や埃が気になるのでコントラスト強めで誤魔化す。
腰が強い素材なので直線的な造形ができる。
針金で作ったフレームを使い、上下にフィルムをセットし下のフィルムに反射した光を丸ボケになるようにして画作りした。


【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/5000, ISO = 200, AE = -1, 
Color temperature = 4150K


2025年11月21日金曜日

2025年11月21日~Nov 21, 2025

 


- 狼煙 -

ポリプロピレン製と思われる透明封筒で一枚。
あまりフィルムの鮮度がよくないみたいで、光沢感が今ひとつない。
時間とともに紫外線による劣化があるのかも。
また、眼には見えない細かな埃がつくことによっても光沢感が損なわれるように思われる。
日陰ではピントがあった部分の埃が目立つので、(偏光シートは通している)日差しを入れてコントラストを上げ、埃が目立たないようにした。
コントラストが強いときは白飛びリスクが高くなるので露出はマイナスに補正した。
劣化したフィルムは埃により光が散乱されるので普段よりソフトな感じに仕上がった。


【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/500, ISO = 400, AE = -1, 
Color temperature = 5100K


2025年11月20日木曜日

2025年11月20日~Nov 20, 2025

 


- 幻影 -

これもポリ塩化ピニリデン製のラップフィルムを使った造形。
背後にあるラップの反射光と組み合わせた。
アングルによって反射光の色も変わるので、ファインダーを覗きながらアングルを変えて調整。
風が吹いても変わるので、黄色になった瞬間にシャッターを切った。


【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/500, ISO = 400, AE = +/-0, 
Color temperature = 4250K


2025年11月19日水曜日

2025年11月19日~Nov 19, 2025

 


- 地平線 -

今日は針金のフレームとポリ塩化ビニリデン製のラップフィルムの組み合わせ。
ポリ塩化ピニリデンのフィルムは腰がなく、くっつきやすい。
なるべくフィルム同士くっつかないようにフレームに被せるが、どうしてもフィルムの端はくっついてしまう。
フィルム同士くっついてしまうとどうも発色が悪くなる。
フィルムの間に空気が入るのでそれが乱反射を引き起こして、コントラストが落ちるせいかもしれない。
ならば、とそれを逆手に取って重なった部分が後ボケになるようにフィルムの形状を調整し撮った一枚。


【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/250, ISO = 800, AE = +/-0, 
Color temperature = 5450K


2025年11月18日火曜日

2025年11月18日~Nov 18, 2025


- 秋の日に -

西高東低、典型的な冬型の気圧配置。
北西の冷たい風に乗って、厚い雲が関ヶ原の隙間を抜けて空を覆う。
強い風もあっていつもの簡易撮影装置は使えそうにない。
何分、軽いのが取り柄なので風には弱い。
近頃は小菊が一斉に花を付けているので、たまには花撮りと決めた。
実は、曇の日はコントラストが小さく、不要な影が花に落ちないので花を撮るには向いている。
小菊はいっぱい花をつけるが、個々の花に特徴がないのでちょっと苦手。
前ボケ、後ボケを駆使して画作りしてみた。


【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO on monopod
Shutter Speed = 1/1250, ISO = 320, AE = +/-0, 
Color temperature = 4000K

 

2025年11月17日月曜日

2025年11月17日~Nov 17, 2025

 


- 残光 -

今日は針金で作ったフレームにラップフィルムを載せる形で撮影。
フィルムはポリメチルペンテン製。
偏光シートを通した光だけでなく、衝立の隙間から直接日差しを入れてみた。
その日差しの当て具合を変えながら画作り。
日差しを反射した場合、そこが白飛びしてしまうので、露出はマイナス補正した。


【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/320, ISO = 400, AE = -1, 
Color temperature = 4350K


2025年11月16日日曜日

2025年11月16日~Nov 16, 2025

 


- Iced -

透明なトレイにラップフィルムを張ったときの一枚。
フィルムの素材はポリメチルペンテン。
トレイの構造をぼかして入れて画作りしてみた。


【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/320, ISO = 400, AE = +/-0, 
Color temperature = 4300K


2025年11月15日土曜日

2025年11月15日~Nov 15, 2025

 


- 煌き -

今日も快晴。
なんでも9月上旬以来らしい。
9月と言えばまだ夏なので、この秋初めての快晴=秋晴れということだ。
折角の安定した晴れ間なのでしばらく撮っていなかった蜘蛛の巣を探す。
もっともこの時期には、蜘蛛は巣を作らない(巣を作るタイプの蜘蛛は冬眠する?)。
実際その場を見たことはないが、糸を垂らし風に乗って移動するタイプの蜘蛛がいるらしく、その糸が枝や木々の間に残っている。
サザンカの葉っぱの間にこの糸を探してみた。
この手の糸は僅かな風にも揺れ安定しない。
糸が光るのは日差しを反射したときなので、糸が光って見えるアングルはとても限られる。
肉眼でどの位置にあるか、どのアングルでよく光るか目安を付けておいてカメラを向ける。
ファインダーの中に光る糸を見つけたら、ピント位置を変えながら背景のボケと糸のボケ具合を調整。
糸は風に揺れているのでいつも光っているわけではなく、位置も変わる。
光ったら連写、結果は瞬時にファインダー内に映し出されるので位置やピントを微調整、それをひたすら繰り返す。
納得の一枚がゲットできれば成功だ。


【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/800, ISO = 400, AE = -1, 
Color temperature = 4250K


2025年11月14日金曜日

2025年11月14日~Nov 14, 2025

 


- 小春日和 -

今シーズン初なのではないか。
というくらいの久々の秋晴れ。
昨日使った透明なトレイにポリメチルペンテン製のラップフィルムを張り一枚。
透明なトレイの構造による光も取り入れながら画作りしてみた。


【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/640, ISO = 400, AE = +/-0, 
Color temperature = 5800K


2025年11月13日木曜日

2025年11月13日~Nov 13, 2025

 


- 地平 -

野菜用の透明なトレイが手に入ったので、それにポリメチルペンテン製のラップフィルムを張ってみた。
フィルムがトレイの縁に張り付くので、フィルムにテンションを架けやすい。
逆に、融通が利かないので、フィルムの張り具合を変えるためには一旦フィルムを剥がす必要あり。
張り具合の微妙な調整には向かない。
また、トレイには薄くして強度を高めるために凹凸がつけられているが、これが意外と目立つ。
透明がゆえに光が透過する所以かと思われる。
今回はフィルムを張り込んで表情を作り画作りしてみた。


【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/250, ISO = 800, AE = -1, 
Color temperature = 4700K

2025年11月12日水曜日

2025年11月12日~Nov 12, 2025

 


- invading -

今日もポリメチルペンテン製のラップフィルムを使って撮影。
針金で作った枠にフィルムを貼り、偏光シートを通した日差しを当てる。
今日は雲が多く、日差しが陰ることがしばしば。
日が出たときと陰ったときの表情の違いを楽しむ。
やや陰ったときにシャッターを切った。
フィルムの下には、黒の硬質塩化ビニールのシートを敷いているが、それもプラスチックなので角度によって反射する光の色が変わる。
それを利用して背景の色を変えた。


【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/400, ISO = 400, AE = +/-0, 
Color temperature = 5300K


2025年11月9日日曜日

2025年11月9日~Nov 9, 2025

 


- 稲光 -

日曜日は蔵出しの日?
この一週間くらいに撮った写真から一枚。
普段は日陰に回り込んでくる光を使うのですが、偏光シートを通した日差しを直接当てて撮影した。
光が強いのでコントラストの大きな画になる。
また、白飛びしやすいので強く光っている部分の表情を注意深く見る必要がある。


【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/1250, ISO = 100, AE = +/-0, 
Color temperature = 5050K


2025年11月8日土曜日

2025年11月8日~Nov 8, 2025


- Future -

ポリメチルペンテン製のラップフィルムは薄く発色は良いが、素材に腰がない(柔らかい)ため自立しない。
トレイなどに巻いてもいいが、黒い被覆された針金があったのでそれで骨組みを作ってみることにした。
一筆書きの要領で長い針金を曲げて箱状の骨組みを作り、ラップフィルムを巻いた。
フィルムが針金に密着することを期待していたが、被覆素材に依るのか意に反してくっつかなかった。
被せるだけでも造形はできるので、それで撮影。
トレイと違って向こう側が透けて見える。
奥のフィルムに反射する光をボケに使い、それを活かして画作りしてみた。


【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/500, ISO = 400, AE = +/-0, 
Color temperature = 4600K


 

2025年11月4日火曜日

2025年11月4日~Nov 4, 2025


- Sunrise on a planet -

さる方から紹介のあったポリメチルペンテン製の食品用ラップフィルムを試してみた。
普段使っているのはポリ塩化ピニリデン製で、今回のフィルムのほうが薄い。
薄い分腰がなく、単独ではすぐに細かな縞ができてしまう。
トレイ等の縁に張る形のほうが造形しやすそうだ。
光沢感はポリメタルペンテンの方があり、薄いからか発色も良いようだ。
偏光シートを通さない光の下でもよく見ると色が見えるので、シャボン玉のような干渉色がでやすいのかもしれない。
ポリメチルペンテン製の食品用ラップフィルムをトレイの縁を覆うよに張り、斜め横から覗き込むアングルから造形してみた。


【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/1000, ISO = 800, AE = +/-0, 
Color temperature = 5200K


 

2025年11月3日月曜日

2025年11月3日~Nov 3, 2025

 


- 夢の跡 -

明け方ににわか雨が降ったよう。
急速に天気が回復し、日差しも望める天候に。
こういうときは色々なところに水滴が残り、それが日差しを受けてキラキラ輝く。
早々ない撮影条件にサザンカの葉っぱに残る水滴を求めて庭にでる。
サザンカの葉っぱはツルツルしていて産毛が生えていない。
そのため雨は水玉にならず葉っぱのくぼみに溜まった状態になる。
そこに写り込む空が様々な表情を見えてくれる。
葉っぱの筋に沿って溜まった水にカメラを向けて撮った一枚。


【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/1000, ISO = 400, AE = -1, 
Color temperature = 4900K


2025年11月1日土曜日

2025年11月1日~Nov 1, 2025

 


- PREY -

今日から月が代わって11月。
という訳ではないが、カメラを普段のノーマルα7IIIからα7RIIIに変更。
デジタルカメラのSDカードソケットは、プッシュオフ機構になっていて、一回押すとカードが挿入され、もう一度押すとカードが出てくる仕組み。
なぜこういう複雑な機構を採用しているのかわかりませんが、一回押してもカードが固定されなくなりました。
ほぼ毎日使っているのでこういうメカニカルなところは物理的に壊れるのは致し方ない。
フィルム時代のカメラはシャッター機構がダメになるのがカメラの寿命でしたが、デジタルになって壊れるところが増えた感じ。
ノーマルα7は修理に出しました。
α7Rはノーマルより高解像度が売りのシリーズですが、一画素が小さくなる分感度ノイズが載りやすく、総画素数が増え多分、RAW現像の計算量も増え時間がかかるので、マクロ撮影ではあまりメリットはない。
が、今はこれしかないので当面(一ヶ月くらい?)はα7Rで撮影です。


【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/500, ISO = 400, AE = +/-0, 
Color temperature = 4550K


2025年12月5日~Dec 5, 2025

- 時空の渚 - 枠に使っている針金はプラスチックの被覆がある。 プラスチックは水を弾くので氷はよく滑るどおり。 水を弾かず、かつ、色の黒いもの。 ということで、黒色の布を針金の枠に被せ、その上に氷を載せてみた。 斜めにしてもピタリと氷が収まる。 ピントが合ってしまうと布のテクス...