2024年1月16日火曜日

2024/01/16~Jan 16, 2024

 


- エキセントリックな光景 -

今朝も冷え込んで、外に置いた洗面器に氷が張りました。
その丸いエッジを使って一枚。

昨日、新しいプリンタ用のキャリブレーションをまとめましたが、簡単に説明を。

・明度調整
 液晶ディスプレイは透過光を、印刷物は反射光で色を見ることになるので、どうしても暗く見えてしまいます。暗く見える分を補正するのですが、単純に露出で調整すると、明るい部分が飽和して白飛びや色潰れがおきてしまいます。
そこで、190→190にアンカーポイントを置き、それより明るい部分は明るくしないようにしています(シャドウ部だけ明るくしている)。

・彩度調整
 上記の明度調整を行うとコントラストが下がり、結果、色が浅くなります。
その分を補正する調整です。

・アンシャープマスク
 ディスプレイの解像度は70dpiくらい。プリンターはものにもよりますが、3000dpiくらいあります。その分、細かな部分の表現ができるのですが、(色の切り替わりがディスプレイより緩やかになるため)シャープさは落ちて見えます。
それを補正するものです。

本格的には、プリンターで出力したものをキャリブレーション用スキャナーで読み込んでオリジナルと比較しながらキャリブレーションするそうです。
キャリブレーション用スキャナーだけでなく、室内の照明も基準となる光を出せるものに替える必要があり、お金がかさみます。
それよりは、簡易的なキャリブレーションをしておいて、後は、実際のプリントを見て微調整を繰り返し、作品のクオリティを追い込んだほうがコストパフォーマンスがいいと判断しました。


【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/8000 sec, ISO = 200, AE = +/-0, 
Color temperature = 4950K


0 件のコメント:

コメントを投稿

2024年5月10日~May 10, 2024

- 紅の輝き - 真紅の薔薇が強い日差しの中で輝いていたので、本日のお題としました。 赤が映えるよう背景は暗く落とします。 背景に明るいものがない場所を選び、逆光サイドから狙へば背景を暗くできます。 赤を写すときは露出はマイナスにしたほうが赤の深みがでるのですが、花弁の輝きを出す...