- エキセントリックな光景 -
今朝も冷え込んで、外に置いた洗面器に氷が張りました。
その丸いエッジを使って一枚。
昨日、新しいプリンタ用のキャリブレーションをまとめましたが、簡単に説明を。
・明度調整
液晶ディスプレイは透過光を、印刷物は反射光で色を見ることになるので、どうしても暗く見えてしまいます。暗く見える分を補正するのですが、単純に露出で調整すると、明るい部分が飽和して白飛びや色潰れがおきてしまいます。
そこで、190→190にアンカーポイントを置き、それより明るい部分は明るくしないようにしています(シャドウ部だけ明るくしている)。
・彩度調整
上記の明度調整を行うとコントラストが下がり、結果、色が浅くなります。
その分を補正する調整です。
・アンシャープマスク
ディスプレイの解像度は70dpiくらい。プリンターはものにもよりますが、3000dpiくらいあります。その分、細かな部分の表現ができるのですが、(色の切り替わりがディスプレイより緩やかになるため)シャープさは落ちて見えます。
それを補正するものです。
本格的には、プリンターで出力したものをキャリブレーション用スキャナーで読み込んでオリジナルと比較しながらキャリブレーションするそうです。
キャリブレーション用スキャナーだけでなく、室内の照明も基準となる光を出せるものに替える必要があり、お金がかさみます。
それよりは、簡易的なキャリブレーションをしておいて、後は、実際のプリントを見て微調整を繰り返し、作品のクオリティを追い込んだほうがコストパフォーマンスがいいと判断しました。
【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/8000 sec, ISO = 200, AE = +/-0,
Color temperature = 4950K
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