2022年10月23日日曜日

2022年10月23日~Oct 23, 2022

 


- Becoming gradually brighter -

TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/800 sec, ISO = 200, AE = +/-0, 
Color temperature = 3150K

山茶花の葉っぱが、撮り頃になってきました。
脂分が多くなり、鏡のように光を反射します。
山茶花の葉っぱを撮るときは、基本、逆光サイドにカメラをセットしています。
太陽から見て真後ろより、少し斜めの位置にセットしたほうが、葉っぱのテカリが減り、その特徴である葉っぱの縁の突起の光がよく見えます。
PLフィルターを使えば、葉っぱのテカリを減らせますが、突起の光も減ってしまうのでケースバイケースで。
葉っぱや突起による反射光は、直射日光と同じくらい強い光なので、白トビに注意して露出を決めます。
測光モードはハイライト重点測光がお勧めです。
まずは、肉眼で狙う葉っぱを決めて、後は、ファインダーを覗いきながら、被写体を探します。
なので、往々にして、最初に目星を付けたものとは、別の被写体を狙っていたりします。
葉っぱの突起は暈けたほうが綺麗なので、葉っぱの先端方向から狙うと、面白い造形が得られます。
突起は葉っぱの両縁についているので、口が開いた∨字型の造形になりやすい。
片方をフレームアウトさせるか、別の葉っぱの影になるような物を選んで、片側だけで造形するとより抽象度を上げられます。
この作品は、フレームアウトさせて撮りました。


0 件のコメント:

コメントを投稿

2024年5月6日~May 6, 2024

  - アダージョ - 今日は朝から今にも降り出しそうな曇天になりました。 こういう日は普通に花撮り日和。 中間リングを外して、今が盛んな薔薇を撮りに。 開きかけた蕾を主題に、咲いた花を前ボケにつかって撮影。 前ボケの霞の中に溶けていくような感じになるようボケの位置を調整して一枚...