2026年1月31日土曜日

2026年1月31日~Jan 31, 2026

 


- 連鎖律 -

氷にも少し飽きたのでサザンカで一枚。
昨年の夏の猛暑の影響か、色が悪くサザンカ特有の油の載りが悪いものが散見される。
花をバックに日差しを強く反射している葉っぱを探して画作りしてみた。
葉っぱの棘に反射した光は強いので白飛びしないよう露出はマイナスした。

視線誘導論のまとめ

実際の画作りでは、明暗と4つの要素を組み合わせて使う。
特に、無方向の要素である線やフレームに明暗を組み合わせることで、動きの方向を強調することがで、奥行き感や動きのある画作りに活かせる。
視線の動きは、極端な明暗の変化や、線、フレームの端などで遮ることができる。
そのことで、緊張感のある画になるが、同時に強い違和感を想起させる。
どういう表現に適用できるかはまだ研究中。


【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/2000, ISO = 320, AE = -1, 
Color temperature = 4400K


2026年1月30日金曜日

2026年1月30日~Jan 30, 2026


- 春萌 -

氷で一枚。
冷凍庫で凍らせた氷を容器から取り出す際、偶然にも氷が立った状態に。
普段氷の面は水平に(つまり横に)なるのだが、今日は垂直になる。
日差しのあたり具合が90度変わる訳で、普段とは違う発色具合にカメラを向けた。

さて、視線誘導について、今日は視線の動きを誘導する要素についてまとめておく。

1.目線や顔の向き

人に限らず、動物や昆虫の「眼」が向いている方向(目線)に(眼を起点として)視線は誘導される。眼が見えないときは顔の向きが同じような効果を生む。顔ではない物でも顔のように見えるもの(花とか石のシルエット等)は、同様の効果を生む。
有方向(起点=眼や顔)であることがこの要素の特徴。
誘導の強さは、目線>顔>顔のように見えるもの、である。

2.矢印

矢印はまさにその方向に視線を誘導する。自然界に矢印は存在しないが、人の指差しは矢印と同じ効果を生む。また、矢印を連想させる三角形様の形状や配置も同様である。
これも有方向の要素で、誘導の強さは、人の指差し>三角形様の形状や配置である。

3.線

視線は線に沿うように誘導される。ただし、線や他の要素が誘導する方向に対して垂直に交わる線はそこで視線を遮る効果を生む(写真の端も同様の効果がある)。
また、水平に引かれた線は、水平線や地平線を連想させ(左右の視線の動きを誘導するが)安定感を感じさせる。
一方、水平でない傾いた線は、傾きに比例して強く視線の動きを誘導する。
直線のほうが曲線より強く誘導するが、共に、無方向(起点がない)である。

4.フレーム(写真の形)

正方形のフレームは動きを誘導しない。横長のフレームは左右の動きを誘導する。縦長のフレームは上下の動きを誘導するが、これは縦書きの文化がある東アジア圏だけとの説もある。基本無方向だが、文字を書く影響で、左→右、上→下の傾向はある。

以上4つの要素の強さは、1>2>3>4である。



【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/160, ISO = 400, AE = +/-0, 
Color temperature = 5100K


 

2026年1月29日木曜日

2026年1月29日~Jan 29, 2026


- 亀裂 -

ラップフィルムで一枚。
緑色に輝く部分にフォーカスして画作りしてみた。
しばらくぶりに視線誘導について書いてみる。
視線誘導の考え方は、Webデザインの世界に始まったと思っている。
その世界では「3秒ルール」という経験則がある。
Webページの閲覧時間は1ページ当たり3秒以内だ、というのがそのルールの内容。
3秒以内に的確に情報が伝わるデザインでないと、閲覧者は逃げてしまう=商品やサービスの売上に繋がらないため、3秒で伝わるデザインの研究が進んだ。
それを写真の画作り、特に、フレーミングに活用しようというもので、残念ながらまだ未完成である。
が、この2-3年の経験からいくつかわかってきたことをまとめてみたい。

まず、視線誘導の基本法則として

「鑑賞者は、一番最初に、画の中で一番明るいところを見る」

という法則。
これを認めることで、視線誘導(どこから見てもらうか)のスタートポイントを決定することができる。

この法則は、次のような人の眼の構造によるもとの考えられる。

人の眼は、眼の中央辺りが感度がよく、色の識別や細かな構造を識別できる。
周辺は基本的に明暗の識別しかできない。

そこで、最初は視野全体を広く見、一番明るいところに眼を向けてそこを集中的に細かく見ようとし、そこから徐々に暗い方向に眼を向けて、さらに情報を得ようとする。
つまり、明→暗という方向に視線が動くということだ。

これを視線誘導の第二法則としよう。

「鑑賞者の視線は、明→暗へと動く」

ただ、明→暗の変化はゆっくりとしたものである必要がある。
急に暗くなる方向(この画では明るい緑の部分の左右)には視線は動かない。

視線が動くことの効果は、画が動いているかのような錯覚が起きること(と思われる)。
つまり、動きのある表現ができる(と期待したい)。

明暗以外に視線を誘導する要素は多々ある(以前にもまとめた)が、長くなってきたので次回にしたいと思う。


【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/1250, ISO = 400, AE = +/-0, 
Color temperature = 4950K


 

2026年1月28日水曜日

2026年1月28日~Jan 28, 2026

 


- Rainbow-falling Planet -

昨日使うつもりで作った氷は、すべて氷になり3センチほどの厚さの氷の板になっていた。
冷凍庫で作る氷は、周りから凍り始め真ん中が最後に凍る。
逃げ遅れた空気が気泡となって氷の中に閉じ込められるので、氷の透明度が落ちてしまうのであまり撮影には向いていない。
また、氷が厚いゆえに冬の気温では氷が溶けず、表面に水の薄膜ができないため発色も悪くなる(主に、光の反射率が落ちることによる)。
そんなときは氷に水をかけてやればいいが、その水も凍りついてしまうことが多い。
ということで、食品用のラップフィルムを被せて発色の悪さを補うことにした。


【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/250, ISO = 400, AE = +/-0, 
Color temperature = 4850K


2026年1月27日火曜日

2026年1月27日~Jan 27, 2026

 


- 冬の日に -

朝から日差しがなく、気温が上がらない。
日差しもないのでいつもの氷は諦め、今、盛んに咲いているサザンカを撮ることに。
まず、綺麗に咲いている個体を探す。
次にその花に前ボケにできる花があるかどうかを見る。
たくさん咲いていても条件にあう個体は極めて少ない。
多少花に傷んだところがあっても、そこが別の花や葉っぱで隠れるアングルを探してシャッターを切る。


【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO on monopod
Shutter Speed = 1/500, ISO = 800, AE = -1, 
Color temperature = 4000K


2026年1月25日日曜日

2026年1月25日~Jan 25, 2026


- 湖畔 -

氷の発色は、偏光シートと日差し、氷の3体間の角度によって変わる。
具体的な原理はよくわからないが、偏光シートがプリズムの様に作用し、日差しを虹の七色に分解するようだ。
それが氷表面の水に反射して氷が発色する。
おそらく偏光シートが真っ平らであれば氷はほぼ一色に発色するはずだが、実際は曲面なので場所によって色が変わる。
それは肉眼でも確認できるので、日差しとの角度を変えながら色具合を変えてみる。
この光にはレンズに付けたPLフィルターが効き、その効き具合で色が変わり最後は完全に遮断されてしまう。
この辺りを調整しながらの画作りとなる。


【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/2000, ISO = 400, AE = +/-0, 
Color temperature = 4000K

 

2026年1月24日土曜日

2026年1月24日~Jan 24, 2026


- Burning -

氷越しに氷が溶けた水に反射した光を捉えた。
ピントは手前の氷に。
滑り止めと下からの写り込み防止のために敷いた黒い布の上に水は溜まっている。
微妙な布の凹凸に沿って水の表面張力が作る形状が、光の反射にメリハリを付ける。
その様相を利用して造形してみた。


【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/1250, ISO = 200, AE = +/-0, 
Color temperature = 4750K


 

2026年9月23日~Sep 23, 2026

- 草原を駆ける風 - 緑の写り込みを使って造形。 ピントは水面のやや奥側に合わせる。 日差しは強いが、一旦、緑に反射した間接光。 コントラストの少ない柔らかい表現ができた。 【撮影データ】 TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO on monopod Shutt...