- 虚実 -
梅雨らしいといえばそれまでですが、今日も朝から雨模様。
外での撮影は諦めてシャボン玉に取り組むこととしました。
前回、水を入れすぎたようで大きな泡ができなかったので、今日はまず水をグラスに入れ少ないかな、と思われるくらいまで減らし、次に中性洗剤、グリセリンを足して夫々の量をコントロールしやすくしてシャボン液を作ってみました。
まぁ、スポイトとかで正確に量を測ってやれば間違いはないとは思いますが、そこの正確性より偶然性のほうを優先してのことではあります。
(ml単位で測ることができるスポイトはそこそこ値がはるので買わないことの言い訳です。)
目安は、グリセリン:水:中性洗剤が2:2:1です。
量は必要としないので、ml単位で作ればOK。
さて、膜にすることのメリットは、曲面ではなく、平面に近くなることで光の反射面が広くなり大きな模様が得られること。
その代わり模様が現れるアングルは限定されます。
また、どうも膜から水分が蒸発するなどして奪われることで膜が薄くなり模様が消えるようです(グリセリンを入れていないと膜が薄くなって割れてしまいます)。
膜を二重にすると外側の膜に守られて、内側の膜は外気にさらされず膜から水分が蒸発するスピードが遅くなり長持ちするようです。
その理屈からすると湿度が高い今の時期、蒸発スピードが抑えられるので、シャボン撮影には向いているかもしれません。
梅雨明けがいつになるかわかりませんが、それまでは楽しめそうです。
さて、そうやってグラスに作った内側のシャボン膜に、蛍光灯を光が反射するアングルを探してフレーミングし撮った一枚。
下半分位はグラス越しになっています。
【撮影データ】
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO on monopod
Shutter Speed = 1/640 sec, ISO = 400, AE = -1.00,
Color temperature = 5000K