2023年1月31日火曜日

2023年1月31日~Jan 31, 2023

 


- 魅惑の女(ひと) -

TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/1000 sec, ISO = 200, AE = +/-0, 
Color temperature = 5200K

懇意にしていただいているS先生がお見えになり、一番に気に入っていただいた作品がこれです。
モチーフは形がちょっと変わっていますが、チューリップの葉っぱです。
逆光側、やや斜光気味に撮ることで背景を黒く落とすことができました。
赤や黄色のボケはチューリップの花です。

S先生は、確か御年93~4歳になられる方ですが、いまだ赫灼とされ新しい写真に挑戦される姿勢は見習いたいものです。
「最近、花に飽きてきてね」とおっしゃられてましたが、この作品をご覧になられて、また、なにかインスピレーションを得られたご様子でした。
「これの次が問題(課題)だね」
2年後目標の個展、頑張りたいと思います。


2023年1月30日月曜日

2023年1月30日~Jan 30, 2023

 


- Sun shine -

TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/500 sec, ISO = 800, AE = +/-0, 
Color temperature = 4000K

朝方晴れていたのですが、撮影を始める頃に雲が厚くなり、思うように日差しが得られなくなってしまいました。
時折、薄日が差すのですが、宝石のような輝きは出ませんでした。
サザンカの葉っぱを縦位置で。

今日は午後から、明日から始まる写真展の作品展示にでかけました。
初めての会場でちょっと要領を得ないところがありましたが、時間内になんとか。
愛知芸術文化センターの12F、アートスペースGで明日から、2月5日(日)までの展示です。
明日、2月2日と最終日5日に在廊予定です。





2023年1月29日日曜日

2023年1月29日~Jan 29, 2023

 


- はにかみ -

TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/640 sec, ISO = 800, AE = 1.00, 
Color temperature = 5100K

曇天の柔らかい光を使って、スイセンの蕾をその花越しに撮ってみました。
別のものを撮ろうとしてカメラを向けたとき、ファインダーに飛び込んできたのがこれでした。
最初は蕾だとはわからないまま、花のボケとの位置関係、ピント位置を調整してシャッターを切った後、肉眼で蕾だと確認した次第。
何を撮っているかわからぬまま、とりあえずファインダーに飛び込んできたイメージを撮ることはマクロ撮影ではよくある話です。
結構、そういうときのほうがいい写真が撮れたりします。


2023年1月28日土曜日

2023年1月28日~Jan 28, 2023

 


- 戯れ -

TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/1250 sec, ISO = 200, AE = +/-0, 
Color temperature = 5000K

ちょっとした窪みに水が溜まり、今朝の冷え込みで氷が張っているのを見つけました。
日が差す方向に偏光シートを置いてマクロ撮影。
氷の表面には筋状に凹凸があり、アングルを変えると光の反射具合が変わり、色々と面白い造形が得られました。
この筋状の凹凸は、冷凍庫で作った氷ではできたことがないので、自然ならではの造形になりました。

5点1シリーズの作品を出展しますので、ご高覧いただければ幸いです。


2023年1月27日金曜日

2023年1月27日~Jan 27, 2023

 


- hope -

TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 on tripod
Shutter Speed = 1/500 sec, ISO = 400, AE = +/-0, 
Color temperature = 5400K

カメラを準備して撮影に出かけようとしたところ。吹雪のように雪が降ってきました。
積もれば雪の結晶が狙える可能性がありますが、気温が高いらしくどこにも積もる気配なし。
止むのをしばらく待ちましたが、諦めて久々にレインボーステックで遊ぶことにしました。

窓際の明るいところに三脚とカメラをセット。
レンズは最短撮影距離の短い90ミリに交換しました。
180ミリでは、ファインダーを覗きながら最短撮影距離のところまでは手が届きません。
ファインダーを覗き、右手はシャッターを、左手にレインボーステックを持って角度を変えるなどして造形を楽しみます。
ピントは最短撮影距離のやや遠目に固定です。
90ミリはワーキングディスタンス(レンズと被写体との距離)も短いので、少し遠目にピントを置いたほうが、ピント調整(左手で被写体を前後させることで実現)の自由度が大きくなります。

窓の外は雪なので光は柔らかく、RAW現像時にコントラストを調整しています。


2023年1月26日木曜日

2023年1月26日~Jan 26, 2023

 


- 極光 -

TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO on tripod
Shutter Speed = 1/1600 sec, ISO = 200, AE = +/-0, 
Color temperature = 4500K

外の手水に、連日の氷点下で数センチほどの厚い氷が張りました。
今朝はカラリと晴れ、強い日差しが期待できるので、その厚い氷を強引に割ってマクロ撮影してみました。
氷が厚く、透明度もイマイチなので、発色は良くないですが、いつもとは違う造形が得られ楽しめました。
いつもは一時間ほど冷凍庫で冷やした氷を使っていましたが、完全に凍らせた氷を割って使っても面白いかも。
今度、やってみよう。

偏光シートを通した太陽光を氷にあて、PLフィルターで発色調整しています。
背景の大きなボケは、氷が溶けてできた水たまりに反射したものです。


2023年1月25日水曜日

2023年1月25日~Jan 25, 2023

 


- 寒い朝 -

TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 on monopod
Shutter Speed = 1/640 sec, ISO = 200, AE = +/-0, 
Color temperature = 4250K

今シーズン最も寒い朝となった今日。
10年に一度の寒さとか。
雪はさほど降らなかったようで、ところどころ薄っすらと白くなっていました。
早速、雪の結晶を求めてカメラを持ち出しました。
日差しがないのと、時折降ってくる雪を期待して久しぶりに、180ミリより開放のF 値が小さい90ミリマクロを装着。
雪の結晶を狙うのなら接写が中心ですし、開放F値が小さい方がシャッタースピードを稼げるのが選択の理由。
でも、残念ながら雪の結晶らしい六角形の枝状の、いわゆる雪印のような、結晶は見つかりませんでした。
六角形の枝状の結晶が作られるのは、湿度が高く、気温が-20度くらいの場所らしいです。
これより気温が高くても、低くても、あるいは、湿度が低くても枝状に結晶が育たないとのこと。
それくらい今回は気温が低かった、ということでしょうか?

ということで、雪の結晶は諦め、サザンカにうっすら積もった雪をモチーフにして、時折日がさすタイミングで、寒い朝を表現してみました。


2023年1月24日火曜日

2023年1月24日~Jan 24, 2023

 


- 光 -

TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/320 sec, ISO = 400, AE = 1.00, 
Color temperature = 3150K

考えてみると光って直接見ることが、というか光を見た、という感覚になることは極めて少ない。
私達の眼は、可視光という光を受けて反応するようにできているので、見ているのは光なのですが、見たという認識の多くは、その光を反射した物の形だったりするわけです。
光がなくなると、真っ暗になって物が見えなくなるので、光というものが実在することは疑いようのないことですが、じゃあ、これが光です、と見せられる物でもない。
かように、不可思議な存在なので、光の実態がはっきりと理解されたのは、この数十年くらいのこと、意外と最近なんです。

そんな不可思議な存在である光を表現してみました。
今日のモチーフは園芸植物のユッカです。


2023年1月23日月曜日

2023年1月23日〜Jan 23, 2023

 


- Light Gate -

TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO on tripod
Shutter Speed = 1/40 sec, ISO = 320, AE = +/-0, 
Color temperature = 4450K

次回の個展は、「光」をテーマにしたものにしたいと考えています。
物理学的には、光は波でもあり、粒子でもある光量子と呼ばれる基本素粒子のひとつです。
古来より、万物の根源とされる風、水、土、火のうち、火は光に通じます。
また、太陽は光の源であり、生命を育む恵みでした。
そのような多方面から「光」を捉え、それを表現してみたい。

写真は、英語ではphotograph、そのphotoとは光のことです。
絵画は絵の具を使って表現しますが、写真は光を使って表現する、そんな意味なんではないか。
写真でしか表現できない「光」の姿を表すことが理想です。

さて、今日のお題は、そんなテーマとはあまり関係がない、でも、少しはありそうな氷マクロの多深度合成作品です。
7枚のイメージを合成しました。


2023年1月22日日曜日

2023年1月22日~Jan 22, 2023

 


- Blowing out light -

TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO on tripod
Shutter Speed = 1/800 sec, ISO = 200, AE = -1.00, 
Color temperature = 5300K

今朝は冷え込んで氷が張りました。
その氷を使ってのマクロ撮影。
冷凍庫で作った氷と違い平面的ですが、細かな針のような氷の結晶が育っている事が多くそれをうまく利用して画作りします。
今日のお題ではそれを玉ボケにしてみました。


2023年1月21日土曜日

2023年1月21日~Jan 21, 2022

 


- twisted -

TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/320 sec, ISO = 400, AE = +/-0, 
Color temperature = 3650K

内示は昨年の12月にあったのですが、発表の案内がなかったのか、メールを見落としたのか、不安を感じて、今日、HPを確認したら発表されていました。
New York Photography Awards 2022で金賞を受賞しました。
PCからだとこちらのほうが見やすいかと思います。

昨年、Europian Photograpy Awardsで金賞を受賞したときは、その上にプラチナ賞があって、実際は銀賞だったのですが、今回は、正真正銘の金でした\(^o^)/
オリンピックで言えば、種目別の表彰台の一番高いところに登れた、というところです。
もっとも、金と言っても名誉だけで、賞金がもらえるのは、更にその上のカテゴリ別の総合優勝みたいな賞を受賞しないとダメですが。。。

でも、今回、暈けの写真が評価されて嬉しいです。
他の受賞作品を見ていただければわかりますが、暈けの写真は極めて少ないです。
そもそも英語で「暈け」に相当する単語は"out of focus(ピントが合っていないの意)"です。
Outですから、ピントが合っているのが正義で、合っていないのは悪との意識なんでしょうね。
どうも、この「暈け」の美意識は日本(東洋?)固有らしいです。
タム9の暈けの美しさに惚れ込んで、写真を続けてきた私としては、この「暈け」の写真が評価されたのはとても自信になります。
更なる高みを目指して精進したいと思います。

さて、今日のお題は園芸植物のユッカの葉っぱ。
このモチーフも順光サイドより逆光サイドのほうが画になるようです。
ちょっとパステル調に仕上げてみました。


2023年1月20日金曜日

2023年1月20日~Jan 20, 2022

 


- 幻山 -

TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/5000 sec, ISO = 200, AE = +/-0, 
Color temperature = 4950K

朝露の名残でしょうか?
サザンカの花の上に細かな水滴がびっしりとついていて、ちょうどそこに朝の日差し。
その水滴による暈けを活かして、逆光サイドから一枚まとめてみました。
水滴は日差しを直接反射しているので、白飛び注意。
露出モードをハイライト優先にしておくと、ハイライトだけで露出を決めるので、白飛びしにくくなります。
ただ、全体は露出不足になりがちなので、画をどうまとめるかにもよりますが、RAW現像で補正することが必要になります。


2023年1月19日木曜日

2023年1月19日~Jan 19, 2023

 


- setting sail -

TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO on tripod
Shutter Speed = 1/400 sec, ISO = 100, AE = +/-0, 
Color temperature = 4900K

いつものように、一時間ほど冷凍庫で凍らせた氷を使ってマクロ撮影です。
ヨットのような氷の破片を見つけて、画作りしてみました。
偏光シートを通した日差しを当てると、いわば虹の七色に相当する光が発色しますが、あまりに色数が多いと乱雑になるので、PLフィルターを効かせて少し色を消しました。


2023年1月18日水曜日

2023年1月18日~Jan 18, 2023

 


- 輝き -

TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO on monopod
Shutter Speed = 1/800 sec, ISO = 200, AE = +/-0, 
Color temperature = 3350K

午前中、天気が思わしくなさそうだったので、郊外にある名都美術館へ行ってきました。
「35年の物語」というテーマで、所蔵作品展が行われていました。
明治期に西洋画に触れ、新しい日本画のあり方を模索した画家たちの、大正から昭和にかけての作品が展示の中心でした。
特に、大橋翠石の虎の画は、その写実性で圧巻でした。
現在で言えばデジタルカラー写真か4K映像とと見紛うその作品は、戦前に描かれたもの。
当時は、相当な驚きを持って受け入れられたことでしょう。
掛け軸に描かれた虎の画もあり、あの長細い空間にどのようにモチーフを配置するか、背景との位置関係など、写真の構図を考える上でも参考になりました。

さて、今日のお題は、今、サザンカと競うように沢山の花を付けているユリオプスデージーです。
2つの花を重ね、後ろの花にピントを合わせました。
黄色を強調するために、色温度は低くし、露出はプラスに補正(RAW現像時)しています。


2023年1月17日火曜日

2023年1月17日~Jan 17, 2023

 


- 夜明け -

TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/320 sec, ISO = 400, AE = +/-0, 
Color temperature = 4650K

今日のお題はスイセンの花です。
2つ並んで咲いている花のうち、奥の花のちょうどラッパ部分だけ日差しがあったので、それを活かして画作りしてみました。
手前の花は暈し、日があたっている部分だけが手前の花に隠れないようにポジショニング。
暈けが朝霧をイメージさせるようにしました。


2023年1月16日月曜日

2023年1月16日~Jan 16, 2023


-  Brightness -

TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO on tripod
Shutter Speed = 1/125 sec, ISO = 400, AE = +/-0, 
Color temperature = 4650K

今日のお題は氷の多深度合成です。
ピント位置を移動させながら撮影した7枚のイメージを合成しました。
ピントは奥(遠く)から手前(近く)へと移動させると後の作業がし易いです。

まず、合成するイメージの露出、色温度をLightroomで大まかに調整します。
すべてのイメージを選択肢、Lightroomのメニュー「写真」→「他のツールで編集」→「Photoshopでレイヤーとして開く」を選びます。
すると、すべてのイメージをPhotoshopの1ファイルとして開くことができます。
このとき、上のレイヤからファイル名のアルファベット順(若いほうが上)に並び、上のレイヤーが奥、下のレイヤーが手前にピントがあったイメージが配置されるので、直感的に奥行きをつかみやすくなります。
これが、ピントは奥(遠く)から手前(近く)へと移動させて撮影することのメリットです。
逆から撮ってもいいですが、Photoshopで開いた時にレイヤーの上下を入れ替える手間が増えます。

ところで、一枚のイメージに写る範囲は、ピントの位置によって変わります。
ピントが奥(遠く)へ行くほど、手前が写る範囲が広くなります。
マクロではこの違いを補正しないと、ピント位置の違う2枚のイメージの境目を合成できません。
この補正は、Photoshopの変形ツールで、イメージ一枚一枚目で見て確認しながら行う必要があります。
ここが一番神経を使うところです。

多深度合成は、Photoshopのツールで自動で行うことができますが、精度が良くなく使い物になりませんでした。
ピントが合っている範囲だけを選択するツールがあるので、それを使い、目視で確認してよりピントがあっているイメージを残す作業を行って合成は完了です。

ここまで来るとどんな画になっているか分かるわけですが、慣れてくるとある程度頭の中で合成イメージを作れるようになってくるので、合成してみて、あ~これは画にならない、ということが減ってきます。

合成したイメージを作ったのち、さらに、RAW現像を進めます。
1時間、2時間かかることはザラで、結局、画にならない場合は、さすがに精神的ダメージは大きいです。

通常は、イメージを撮った段階である程度その良し悪しは分かるのですが、多深度合成は、撮って、合成して初めて良し悪しが分かる、というタイパが悪い撮影方法なのです。


 

2023年1月15日日曜日

2023年1月15日~Jan 15, 2023

 


- primitive light -

TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/320 sec, ISO = 400, AE = +/-0, 
Color temperature = 3800K

HPの更新が滞りがちなので、HPのページ構成を変更し、新たに「WHAT'S NEW」のページを設けました。
これで展示会やコンテストへの応募状況など、近況を書きやすくなるはず。
ついでに、「INFO」の経歴なども情報を加えました。
また、最近はスマホからアクセスされるので、各ページをスマホ専用にレイアウトを見直しました。
同じ内容でも、PC用とスマホ用とレイアウトを変更できるようになっている!

海外の写真コンテストは、オンラインでの応募がほとんどです。
応募の際は、必ず自分のHPや、Facebook、Instagram等のURLを記載することになっており、そこが空白だからといって、評価が変わるとは思えませんが、空白ではやはりさみしい。
HPは独自ドメインも取得して作ったのですが、イマイチ、活用できていないのが現状でした。
上位に入賞している人たちはそれなりのHPを開設している(多分、お金を払ってプロにメンテしてもらっていそう)ので、今年はちょっと頑張ってHPも活用してみたいと思っている次第です。

さて、今日のお題は園芸植物のユッカです。
逆光サイドから、葉っぱを透かしてくる光を暈して赤を、日陰になっている部分で青を表現してみました。



2023年1月14日土曜日

2023年1月14日~Jan 14, 2023

 


- Rain in winter -

TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO on monopod
Shutter Speed = 1/100 sec, ISO = 640, AE = -1.00, 
Color temperature = 4000K

冬の雨、といいつつ比較的温かい朝になりました。
雨は小雨ながらお昼すぎまで続きましたが、こういう時は雨が作る雫が狙いです。
雨が強いと、雫に供給される水の量が多いため、すぐに落ちてしまいますが、小雨だと長く留まってくれます。
雨が小止みになるタイミングでカメラを持ち出して、雫ハンティング。
枯れ葉が残る枝についた雫を、枝が写らないよう枝の先端側から狙いました。
光が少なく、ISO感度をあげてもシャッタースピードを稼げません。
ままよ、とばかり連射して、ブレていない一枚を選びました。
露出はマイナス補正しましたが、それでも雫の先端は白飛びしてしまいました。
ちょっと残念。


2023年1月13日金曜日

2023年1月13日~Jan 13, 2023


- Inn of Light -

TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO on tripod
Shutter Speed = 1/640 sec, ISO = 100, AE = +/-0, 
Color temperature = 4900K

朝の日差しを利用して、冷凍庫で作った氷をマクロ撮影。
途中、薄雲で日差しが和らぎ、柔らかい光の表現になりました。
ピーカンに晴れた日差しでは、コントラストが強くなりすぎる傾向にあり、薄曇りの日差しのほうが撮影には向いているようです。

撮影の後、ミニミニ個展を開催させていただいているアロマHOUSE Aumuに、展示作品の入れ替えに行ってきました。
Aumuは大須観音から歩いて数分、大須通から路地を一本入ったところにあります。
オーナーの菱田さんのお許しを得て、可愛いお店の入り口を撮影させていただきました。




今回展示しているのは「Updraft(上昇)」という作品で、園芸植物のアイチアカという植物の葉っぱを撮った一枚です。
アイチアカの特徴である蛍光色を伴った赤が、燃え上がるように上昇するイメージを表現しました。



一年のはじめ、運気もUPしたら、との願いでこの作品にしました。
一ヶ月程展示する予定です。
大須へお寄りの際は、足を運んでいただければ幸いです。


 

2023年1月12日木曜日

2023年1月12日~Jan 12, 2023

 


- 光電効果 -

TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/640 sec, ISO = 400, AE = -1.00, 
Color temperature = 4100K

今日は、「第97回国展」に応募する作品のプリント作成をお願いしてきました。
国展とは、Masaが所属している国画会が一年に一回主催する公募展です。
写真のほかに、絵画や版画、彫刻、工芸があります。
というか、主流は絵画です。
第90回から応募して、今回で7回目の応募(第94回がコロナの影響で中止になってしまい一回抜けました)、連続入選中です。
個性を重視してくれ、Masaみたいなオリジナリティの強すぎる作品も受け入れてくれるところが有り難いです。
「未公開」が応募の条件なので、今回、応募予定の作品は掲示できませんが、過去の作品はこちらからご覧になれます。
マクロではありませんが、その抽象表現に、国展で学んできたことを活かしています。

さて、今日のお題は昨日に続いて「サザンカ」です。
日差しが透けた葉っぱの緑を活かして、光量子仮説を導入せざるを得なくなった光電効果を表現してみました。


2023年1月11日水曜日

2023年1月11日~Jan 11, 2023

 


- 光量子仮説 -

TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/500 sec, ISO = 400, AE = -1.00, 
Color temperature = 3800K

次回の個展開催に向けて、作品の創作活動をサスティナブルにしていきたいと考えています。
サスティナブルとは、SDGsのSにあたる単語で、「持続可能な」「継続できる」という意味の言葉です。
現在、作品の創作にかかる費用はすべて持ち出しの状況です。
仕事をして一定の収入を得、それを創作の費用に回す、というのもひとつの手段ですが、時間を拘束されるのは大きな課題です。
今日は、雪が降った、花が咲いた、雨上がりに日差しが、といったタイミングで撮影に出かけられない、というのはちょっと耐え難い。
作品がそこそこの値段で売れるようになればいいのですが、だいたい、芸術って作者の死後評価されるケースがほとんどなので、期待しないほうがよいでしょう。
いいアイディアがあるわけではないのですが、まずは、地道にセルフプロモーションを続けていくしかないのでしょうね。

今日のお題は「サザンカの葉っぱ」です。
長い間、光は「波」だと考えられてきたわけですが、光電子効果のような現象が観測されるようになると、光が「波」であるとすると都合が悪い。
そこで考案されたのが「光量子」仮説です。
確か、かのニュートンが提唱し、仮説が正しいことを証明したのはアインシュタインだったはず。
アインシュタインはこの功績でノーベル賞を受賞しています(相対論ではない!)。
そんな光量子が生まれる様をイメージ化してみました。


2023年1月10日火曜日

2023年1月10日~Jan 10, 2023

 


- 湧き上がる -

TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO on tripod
Shutter Speed = 1/500 sec, ISO = 200, AE = +/-0, 
Color temperature = 4600K

新しい年、2023年がスタートしてすでに10日が経ちました。
うっかりしているとあっという間に一年が終わってしまいそうですね。

今年はうさぎ年。
ぴょんぴょん跳ねるうさぎのように、飛躍する年と言われていますが、Masaにとっては飛躍のための地固めの年。
昨年、初の個展を開催して、もっと「何を表現したいのか」というところの詰めが十分ではなかった。
2年後の開催を目標に、一年かけてこの「何を表現する」というところを詰めていきたいと思います。

それをやりながら並行してグループ展などもあるわけで。。。




所属している写真クラブの作品展です。
Masaも5点1シリーズの作品を展示予定してます。
多くの写真クラブの作品展は、嗜好の似通った方が集まるからか、ジャンルが偏っている場合が多いのですが、みんなバラバラなのがこのクラブの特徴です。
ポートレートあり、風景あり、スナップあり、そこにMasaの抽象的なマクロ写真と、まったく統一性のない作品展になっていますが、個性のぶつかり合いの中で、なにかしらあい共通するようなものを感じ取っていただければ幸いです。

さて、今日のお題は「氷」です。
偏光シートを通した日の光を氷にあて、PLフィルターをつけてマクロ撮影しました。
PLフィルターの効き具合によって、発色の色、場所が変わります。
PLフィルターを回しながら、何かしらイメージの合う場所を探って撮影する、という作業を氷が融けるまで繰り返します。
この光のイメージのように、表現のアイディアがどんどん湧き上がってくれるといいのですが。。。


2023年1月9日月曜日

2023年1月9日~Jan 9, 2023

 


- 一撃 -

TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/25 sec, ISO = 100, AE = +/-0, 
Color temperature = 4350K

別のモチーフを撮ろうとアングルを探しているときに、サザンカの花の間に一瞬垣間見えた。
ISO感度が適切ではなく、スローシャッターになってしまった。
しかし、感度をあげて取り直そうと探したが、結局、見つからなかった。
流石にブレが目立つけど、それも一つの味、ということで ^^;


2023年1月8日日曜日

2023年1月8日~Jan 8, 2023

 


- Bouncing Light -

TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/1600 sec, ISO = 200, AE = +/-0, 
Color temperature = 4600K

サザンカの葉っぱを、全反射角の逆光アングルから撮った一枚。
太陽の光がサザンカの葉っぱで全反射し、ほぼそのままカメラに入射するので、とてもコントラストが強いイメージになります。
白トビに注意しながら、最大限露出をプラスに補正しましたが、±0までが限界でした。
通常なら-1くらいで撮るところです。
それでも背景はほぼ潰れ状態。
RAW現像で覆い焼きして表情を出しました。


2023年1月7日土曜日

2023年1月7日~Jan 7, 2023

 


- 戯れ -

TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO on monopod
Shutter Speed = 1/200 sec, ISO = 800, AE = +/-0, 
Color temperature = 3700K

園芸植物のユッカの根元付近に、雑草が入り込んでいました。
この時期、貴重な緑を提供してくれています。
その緑を活かして、一枚まとめてみました。
くもり空で日差しがないので、白飛びの心配はありませんが、コントラストが弱くなるのでRAW現像時に補っています。


2023年1月6日金曜日

2023年1月6日~Jan 6, 2023

 


- Age of Confusion -

TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO on tripod
Shutter Speed = 1/80 sec, ISO = 800, AE = +/-0, F16
Color temperature = 4600K

今日のお題は、氷をマクロ撮影し、7枚のイメージを多深度合成したものです。
偏光シートととPLフィルターを使用。
被写界深度を深くするために、F16まで絞っていますが、奥行き方向に5cmくらいの箇所を撮影するのに7枚のイメージが必要でした。
複雑な形をしているところを狙いましたが、色数が増えてしまいちょっとごちゃごちゃしてしまいました。


2023年1月5日木曜日

2023年1月5日~Jan 5, 2023

 


- 飛躍 -

TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on tripod
Shutter Speed = 1/400 sec, ISO = 100, AE = +/-0, 
Color temperature = 4600K

午前中の日差しを利用して、氷のマクロ撮影です。
氷は、冷凍庫で一時間程冷やして作成。
氷の向こう側(日差し側)に偏光シートを置き、逆光サイドからレンズにPLフィルターをつけて撮影します。
カメラに直接、太陽の反射光が入ってくるので、白飛びに注意して露出を補正します。
ミラーレスだとファインダー内にヒストグラムを表示できるので、簡単に飛びを確認できて便利です。
ヒストグラムの右端に柱が立ったら、飛びのサインです。


2023年1月4日水曜日

2023年1月4日~Jan 4, 2023

 


- 習作(サザンカ) -

TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO on monopod
Shutter Speed = 1/60 sec, ISO = 800, AE = +/-0, 
Color temperature = 5450K

今日は朝からべたっりと曇り、日差しのない寒い一日になりました。
ISO感度を800まであげても、シャッタースピードが1/60までしか上がらない。
ボディー内蔵の手ぶれ補正に期待して連写撮影です。
前暈けになりそうな適当な花が見つからなかったので、多重露光のテクニックで前暈けを合成しました。
データは花(蕾?)を撮ったときのものです。


2023年1月3日火曜日

2023年1月3日~Jan 3, 2023

 


- New Year's Sunrise -

TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/1250 sec, ISO = 200, AE = +/-0, 
Color temperature = 4250K

サザンカの葉っぱを使って、初日の出を表現してみました。
あけぼのらしくするために葉っぱを花越しに撮り、花の赤を入れています。
やや斜光気味のアングルから狙って、葉っぱを透過する光の緑も取り入れました。
斜めのアングルを使うと、コントラストが弱まって全体の発色が良くなります。
真後ろ(完全逆光サイド)から撮ると、コントラストが強くなり、白と黒の世界になります。
その代わり葉っぱの棘による宝石のような暈けは強調されます。


2023年1月2日月曜日

2023年1月2日~Jan 2, 2023

 


- 習作-スイセン -

TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO on monopod
Shutter Speed = 1/1000 sec, ISO = 400, AE = 1.00, 
Color temperature = 4400K

新年二日目、今日は日差しもなく寒い一日になりました。
時折、日差しが出てきましたが、タイミングが合わず。
光がないので中間リングを外して撮影しました。
日差しがないときは、花撮りには良いタイミングです。
パラパラと咲き始めたスイセンを一枚。
花がシンプル故にとらえどころがない花です。
アングルを変えて、真上から撮ってみました。


2023年1月1日日曜日

2023年1月1日~Jan 1, 2023

 


- Wall -

TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on tripod
Shutter Speed = 1/40 sec, ISO = 200, AE = -1.00, 
Color temperature = 4650K

あけましておめでとうございます。
うさぎ年の一年。
飛躍の年にしたいですね。

さて、今日のお題は、氷の多深度合成です。
豆腐のパックに水を張り、一時間ほど冷凍庫で冷やしてできた氷を使いました。
パックの角のところにできた氷です。
氷ができ始めるところでしょうか。
結晶のような面白い形が得られました。
偏光シートとPLフィルターを使用。


2024年11月14日~Nov 14, 2024

- 交錯する世界 - 全国的に晴れの天気でしたが、この地区だけ朝からどんよりと曇り。 まったく日差しがないのでシャボンで遊ぶことにしました。 今日は緑色のグラスにシャボン液を作り、泡立てて撮影です。 シャボンの泡が隣り合うところを狙って一枚。 【撮影データ】 TAMRON SP ...