- Geometric Progression -
TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO on monopod
Shutter Speed = 1/1000 sec, ISO = 200, AE = +/-0,
Color temperature = 4000K
個展二日目。
今日は24名の方にお越しいただきました。
昨日が60名超えでしたから、おおよそ三分の1ですが、どちらかというと初日が異常で今日が普通の状態に戻った感じです。
ゆっくりお一人、おひとりに対応できました。
中でも、多分、偶然お越しいただいた(私の個展に来ていただいたのではなく、お仕事のついでにサロンに用事があって立ち寄った風)、私でもお名前を存じ上げている著名な写真家の方をお迎えでき、ちょっと深く写真論議できたことは今日の最大の成果です。
「エルンスト・ハースを知っているのか?」と突然言われたときは少し面食らいましたが、お話を伺うと色々と共感するところが多い。
最初は、「あいつがこんな好き勝手なことを言っていた」と話題になるとまずいと言われて、お名前は教えていただけなかったのですが、ちょっと粘って話を伺う中で、名刺交換させていただくことができました!
さらに、後日、視線移動論について、資料を送っていただけるとか!
こういう出会があるから個展を行う意味があろうというものです。
構図(フレーミング)を決める上で考えていた「視線の誘導」について、私が考えているレベルよりもう少し深いところで考えをまとめておられるようです。
すでに、数センチに及ぶマニュアルになっているとか。
その一部かもしれませんが、見せていただけることになり、今からワクワクしております。
うまく体系化して、わかりやすく使いやすい理論ができれば、と思っています。
そんな、「視線の誘導」=視線移動論を使って、フレーミングした一枚です。
視線は、小さい左の点から右の花へと次第に大きくなっていく点によって誘導され、それによって波が打ち寄せているような動きを醸し出しています。
「波が打ち寄せているように、動いて見えます」と別のお客様からもコメントいただきました。