2022年3月31日木曜日

2022年3月31日~March 31, 2022

 


- applause(喝采) -

TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 using 31mm Extension Tube on hand
Shutter Speed = 1/500 sec, ISO = 800, AE = 1.00, 
Color temperature = 3900K

ユリオプスデージーの黄色い花がまた咲き始めました。
ユリオプスデージーはほぼ一年を通して花をつけますが、冬の間に咲いていた花と比べると、今のほうが大振りです。
その大振りな花に中間リングを入れてぐっと寄ってみました。


The yellow flowers of the Euryops daisy have begun to bloom again.
Euryops daisy flowers almost all year round, but the current flowers are larger than those that bloomed during the winter.
I put an intermediate ring around the large flowers and photographed them closely.


2022年3月30日水曜日

2022年3月30日〜March 30, 2022

 


Mornig Glow  -

TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO on hand
Shutter Speed = 1/640 sec, ISO = 800, AE = +/-0, 
Color temperature = 4310K

朝露が、若草に降り、朝日を受けてキラキラ輝いてきれいでした。
今日のお題は朝露にしました。
自分の影に気をつけながら順光側に回り込んで虹ボケを撮影。
虹ボケは虹と同じ原理で七色に光ります。
ボケと雫の配置を考えながら一枚。

Morning dew was falling on the young grass and shining beautifully in the morning sun.
I chose morning dew as today's subject.
I went around to the side of the direct light and photographed rainbow blur while being careful of my own shadow.
Rainbow bokeh is based on the same principle as a rainbow, and it glows in seven different colors.
I took this shot while thinking about the placement of the blur and the drops.


”動き”のある写真についての考察〜その4?〜

視線の動きを誘導することで得られるメリットに、躍動感があります。
視線が動くことで見ているものがあたかも動いているように、あるいは、躍動しているように見える効果です。
写真は静止画ですが、それが動いているかのように見えたら面白いですよね。
風景写真でこの効果を使うと、画の中に奥行き感を出したり、川が流れているかのように見せたり、風が吹いているように見せたりすることができます。



2022年3月29日火曜日

2022年3月29日〜March 29, 2022

 


Newborn  -

TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO on tripod
Shutter Speed = 1/25 sec, ISO = 400, AE = +/-0, 
Color temperature = 3850K

今日のお題は木の若芽。
後ろにも同じような若芽を重ねることで、若芽の息吹を強調してみました。

Today's subject is young buds of trees.
I tried to emphasize the breath of young buds by layering similar young buds behind them.


”動き”のある写真についての考察

イラストとかデザインの世界では視線の誘導はよく使われているようです。
目的は、情報を整理して統一感を出し、主題への理解であったり、主役を明確に示すことだったりするようです。

では、写真において視線誘導の技法を使うメリットは何でしょう。
「情報を整理して統一感を出す(ごちゃごちゃ感を整理する)」これはありそうです。
写真の場合、とにかく色々なものが写り込んできますから、視線誘導によってそれらを整理することは有効のように思われます。
団体での記念写真では、基本全員カメラ目線です。
これが皆バラバラの方向を見ていたら、、、あまりいい写真ではなさそうです。

以前、新郎新婦との記念撮影時、カメラマンの注文で、参列者全員がカメラではなく新郎新婦のほうを向いて、人によっては手を差し伸べる形で写真を撮られたことがあります。
今思えばこのカメラマンはこの技法を良く理解していた、ということですね。



2022年3月28日月曜日

2022年3月28日~March 28, 2022

 


- awaking -

TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 on hand
Shutter Speed = 1/2500 sec, ISO = 200, AE = -1.00, 
Color temperature = 4250K

お題チューリップの三日目。
日差しが横から差しているコントラストの強い状況を利用して、葉をモチーフに一枚まとめてみました。

The third day of the subject tulip.
Taking advantage of the contrasting situation with the sunlight coming from the side, I put together a piece with a leaf motif.


2022年3月27日日曜日

2022年3月27日~March 27, 2022

 


- Victory cup -

TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 using 31mm Extension Tube on hand
Shutter Speed = 1/500 sec, ISO = 200, AE = +/-0, 
Color temperature = 4250K

チューリップのお題、二日目。
特徴あるチューリップの葉に落ちている強い日差しを利用してまとめてみました。
花は大きく暈し、背景を焼き込むことで構図をシンプルにしました。

視線の動きを誘導する要素その1

人や動物の顔や顔を想起させるもの

人は社会的な動物なので他人が見ているものが気になります。
したがって、自然と人の視線の先を追う習性があるようです。
見る人の視線は顔から始まって、顔の向いている先へ強く誘導されます。
この技法は、中世ヨーロッパの宗教画によく使われていて、描かれた人々の視線を追っていくと、主キリストに集まるように描かれています。
沢山の人物が登場すると画がゴチャゴチャしてしまいますが、人々の視線を主キリストに集めることで統一感を醸し出し、ゴチャゴチャ感を排除するためにこの技法が用いられています。
この誘導は、人の顔に限らず、動物や顔のようなもの(花など)によっても引き起こされるようです。
よく、花は開いている方向の空間を広く取るとよい、と言われますが、これは、花の開いている先へ視線が誘導されやすく、その方向の空間が狭いと窮屈に感じたり不安を感じたりするからだと思われます。


2022年3月26日土曜日

2022年3月26日~March 26, 2022

 


- Spring is on its way -

TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 using 31mm Extension Tube on hand
Shutter Speed = 1/250 sec, ISO = 800, AE = +/-0, 
Color temperature = 4200K

今日のお題は昨日花開いたチューリップです。
赤い花を前暈けに使って、面白い形をしている葉を主題に据えました。
主題を隅に配置することで進行形をイメージしています。

”動き”のある写真について
視線の動きを誘導する要素は様々あります。
誘導の強さや動きの方向性のある、なしやその強さは要素によって異なるようです。
その要素を思いつくままに列挙していみると、

1.人や動物の顔や顔を想起させるもの(花など)
2.指や手やそれを想起させるもの(木の枝など)
3.大→中→小の形の並び
4.明→暗

これらは動きの方向が決まっているのが特徴です。

5.線(直線、曲線)
6.三角形
7.渦巻曲線
8.フレーム(写真の縁)

これらはいわば線に沿って両方向に(行ったり来たりする)視線の動きが誘導されます。
実際に写真を構成する場合は、これらの一つあるいは複数を組み合わせて、視線の誘導を試みることになります。


2022年3月25日金曜日

2022年3月25日~March 25, 2022

 


- 習作 チューリップ -

TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 using 31mm Extension Tube on hand
Shutter Speed = 1/800 sec, ISO = 250, AE = 1.00, 
Color temperature = 5750K

庭のチューリップが咲きました。
これから続々と咲くものと思われます。
チューリップは色とりどりの花だけでなく、その独特な形をしている葉もマクロフォトジェニックな植物です。
しばらくは楽しめそうです。

Tulips in the garden have bloomed.
They are expected to bloom one after another in the near future.
Tulips are macro-photogenic plants, not only for their colorful flowers, but also for their uniquely shaped leaves.
I think I can enjoy them for a while.


2022年3月24日木曜日

2022年3月24日~March 24, 2022

 


- Yellow little flame -

TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 using 31mm Extension Tube on hand
Shutter Speed = 1/1600 sec, ISO = 200, AE = 1.00, 
Color temperature = 3810K

今日のお題も黄色のスイセンです。
強い日差しを受けて外縁の花弁が輝いていたのでそれを画にしてみました。

動きのある写真について少し書いておきます。

絵画やデザインの世界には「視線誘導」という言葉があります。
写真でもたまに目にします。
詳しいことは省きますが、視線の法則に従って情報や様々な要素を配置すると人の理解が早いと言われていて、この視線の法則に従った配置等を「視線誘導」というようです。

視線誘導を積極的に使って、”動き”のある写真(画)を構成しよう(=構図を決める)というのが”動き”を考えたフレーミングだと理解してください。

実は、人の視線を誘導するものは視線の法則だけでなく、様々あることがマイケル・フリーマンの著書に書かれています。
その一つにフレームのアスペクト比があります。
縦位置の写真の場合、視線は基本上下に動きやすくなります。
同じ縦位置でも、横幅が広くなるに連れ、視線の法則による(ZとかFとか)視線の動きが強くなり、細いと横の動きが弱くなってきます。
極端な例が掛け軸で、視線は上から下、下から上にしか動かず、それによって山谷の高低差や遠近を表現しています。
更に暈しを効果的に使って、高低差や遠近を強調したりしています。

この写真ではスイセンの花弁の形を利用して、黄色の炎を表現したかったので、縦位置としました。
これで視線が上下に動きやすくなります。
更に花弁のSの字カーブも視線を上下に誘導します。
RAW現像で、背景を暗く抑え花弁を浮き立たせることで炎感を出し、上を明るく、下を暗くすることで更に視線の上下への誘導を強調しました。

人は最初に明るいところに目が行きます。そこから縦長のフレームとS字の効果で視線は下に誘導され、フレームの一番下で反転して上へと向かいます。
これが繰り返されることで、炎が立ち上っているような雰囲気が醸し出される(はず^^;)。
上下の視線誘導を考えると、主題はど真ん中、(余分なものが写らないように)上下は切り詰める構図が必然的に決まりました。


2022年3月23日水曜日

2022年3月23日~March 23, 2022

 


- Yellow Palace -

TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 using 31mm Extension Tube on hand
Shutter Speed = 1/320 sec, ISO = 200, AE = 1.00, 
Color temperature = 3550K

今日改めて数えてみたら家の庭には5種類のスイセンが咲いていました。
今日のお題はそのうちのひとつ。花の外花弁も中央の筒状の花弁もすべて黄色。
一つの茎に大柄の花が一輪だけ咲きます。中央の花弁が長く、所謂、ラッパスイセンと呼ばれるものと思われます。
外の花弁を横から見る形で暈し、黄色の雲の中から中央の花弁が起ち上がる様子を画にしてみました。その背後に隣に咲いていたニホンスイセンの花を入れてその白をアクセントにしました。

I counted again today and found five different kinds of daffodils blooming in our garden.
Today's subject is one of them. The outer petals of the flower and the tubular petals in the center are all yellow.
Only one large flower blooms on a single stem. The central petal is long and is thought to be what is called a trumpet daffodil.
I tried to create an image in which the outer petals are seen from the side, and the central petal rises up from the yellow cloud. Behind the petals, I added a daffodil blooming next to them, accentuating their white color.


2022年3月22日火曜日

2022年3月22日〜March 22, 2022


  • A study of a snow fairy  -


TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO on hand

Shutter Speed = 1/1250 sec, ISO = 400, AE = +/-0, 

Color temperature = 5050K


阿智村に来ています。

今日は朝から全国的に冷え込んで、こちらではみぞれ混じりの雪になりました。

流石に一面の雪景色とはなりませんでしたが、枯れ葉等の上にはうっすらと積もりました。

この写真を撮っている最中も盛んに降っていましたが、一片だけ写り込んでいいアクセントになりました。


マクロの特に抽象的な写真を撮るときに常に気にかけていることは、動きのある画、流れのある画、画が持っているリズムです。

言葉は違うけれど言いたいことは同じです。

視線の誘導という言葉を使う方もいらっしゃいます。

写真は静止画ですから、動画のように画そのものが動くわけではありません。

見る人の視線を動かすことによって動いているかのごとく見せる技だと思います。


写真には「構図」という考え方があって、三分割構図や三角構図、トンネル構図など様々な「構図」が考案されてきました。

一方で、「水平線は写真の下辺に対して並行でなければならない」とか「顔が向いている方向の空間は広く空けたほうがいい」といった不文律がいくつもあります。

以前から不思議に思っていたのですが、これらの不文律がなぜ正しいのか「構図」の考え方は一切答えを与えてくれません。


最近、画の動き、流れ、リズムを考えていくと、自ずとこれらの不文律に対する答えがでてくるのではないか、と思うようになりました。

一度に書ききることは到底不可能ですし、まだ、検証が必要なところも多々あるのでこれから少しずつ書き下していけたら、と思っています。




 

2022年3月21日月曜日

2022年3月21日〜March 21, 2022


A study of a red berry  -

TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO on tripod
Shutter Speed = 1/60 sec, ISO = 800, AE = +1.00, 
Color temperature = 3950K

今日はテーブルフォトに挑戦。
テーブルフォトは自宅で簡単に撮れるので巣籠り時なんかにおすすめです。
特別な機材は不要。
窓際にテーブルを置き、撮りたいものを乗せるだけ。
三脚は必須。レリーズやリモコンがあればなおよろしい。
窓は北向きがベスト。柔らかい光が入ってきます。
南向きならカーテンで強い日差しをコントロール。
カーテンを締め切ってLEDライトや懐中電灯で光をコントロールしても面白い写真が撮れます。
背景は、色画用紙や布地で覆ってシンプルに。
マクロレンズなら撮影距離を短くできるので狭い空間で楽しめます。

Today, I tried my hand at table photography.
Table photos are easy to take at home, and I recommend them when you are staying in your home.
No special equipment is needed.
Just place a table by the window and put the object you want to photograph on it.
A tripod is essential. A release or remote control is even better.
The best windows face north. Soft light will come in.
If facing south, use curtains to control the strong sunlight.
You can also take interesting pictures by closing the curtains and controlling the light with an LED light or flashlight.
Keep the background simple by covering it with colored paper or fabric.
Macro lenses can be used to shorten the shooting distance, allowing you to enjoy taking pictures in a small space.



 

2022年3月20日日曜日

2022年3月20日~March 20, 2022


- A fading light -

TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/800 sec, ISO = 200, AE = 1.00, 
Color temperature = 4800K

今日のお題はスイセンの花です。
早くから咲くニホンスイセンとは違い、ひとつの茎に大きな花が一輪だけ咲く園芸種です。
色はニホンスイセンと同じく周りが白で、中央が黄色。
黄色の部分にはひだがあるのも特徴です。
差し渡し10cmくらいある大柄な花の一部を切り撮って画にしてみました。

Today's subject is the daffodil flower.
Unlike the early-blooming Japanese daffodil, this is a garden variety with only one large flower on a single stem.
The color is white around the periphery and yellow in the center, just like the Japanese daffodil.
The yellow part also has folds.
I took a picture of a part of the large flower, which is about 10 cm across.


 

2022年3月19日土曜日

2022年3月19日~March 19, 2022

 


- radiant with color and scent -

TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/500 sec, ISO = 800, AE = +/-0, 
Color temperature = 3100K

色々調べていくと庭に植えてある観葉植物はやはりユッカの園芸種らしい。
リュウゼツランにも似ているが、リュウゼツランは幹をほとんど形成しないが、ユッカには幹があるとのこと。
庭の観葉植物には幹があるのでユッカということになる。
いづれにしても細長い葉が特徴です。
この作品もそうですが、マクロレンズで撮影するとその見かけとはまったく違うイメージを見せてくれる面白いモチーフです。
ファインダーを覗いてみないと作品のイメージが固まりませんが、一先ず肉眼で当たりをつけておいて、カメラを向け、最初にファインダーに飛び込んでくるイメージの印象を大切にするのがコツです。
考えすぎるとわけが分からなくなってシャッターを切れなくなってしまいます。
最初の印象を覚えておいて、その印象をもっとも強く表現できるフレーミング、ピント位置を調整してシャッターを切ります。

After some searching, I found that the houseplants in my garden seem to be a garden variety of yucca.
It looks like a agave, but agave rarely forms a trunk, while yucca has a trunk.
The houseplant in my garden has a trunk, so it is called a yucca.
In any case, it is characterized by long, slender leaves.
Like this work, it is an interesting motif that shows a completely different image from its appearance when photographed with a macro lens.
The technique is to first get an idea of the subject with the naked eye, then point the camera at it and cherish the first impression of the image that pops into the viewfinder.
If you think about it too much, you will lose your bearings and won't be able to release the shutter.
Remember your initial impression, adjust the framing and focus position that best expresses that impression, and release the shutter.


2022年3月18日金曜日

2022年3月18日~Mrach 18, 2022

 


- in a rainy day -

TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 using 31mm Extension Tube on hand
Shutter Speed = 1/320 sec, ISO = 800, AE = +/-0, 
Color temperature = 3800K

今日は朝から雨になりました。
午前中はまだ降ったり止んだり。
雨間を見計らって雫をテーマに撮りました。
形の良い雫はその表面にピントを、
写り込みが綺麗な雫はその写り込みにピントを、
夫々合わせるのがセオリーです。
どちらにしても1~2mmしかない雫にピントを合わせることは至難の業。
ピントは体を前後に動かしピント面が前後させることで調整します。
体を前後させている間、連写モードでシャッターを切り続け、撮影後ピントが合ったものを選ぶ方法を取ります。
デジタルならではの撮影方法ですね。

It started raining this morning.
It still rained on and off during the morning.
I took advantage of the interlude between the rains to take pictures on the theme of drops.
If the drop had a good shape, focus on the surface of the drop.
If the drop has a beautiful reflection, focus on the reflection.
The theory is to match each of them.
In either case, it is extremely difficult to focus on a drop that is only 1 to 2 mm in diameter.
The focus is adjusted by moving the body back and forth to move the focus plane back and forth.
While the body is moving back and forth, the shutter is continuously released in continuous mode, and after the picture is taken, the one that is in focus is selected.
This is a method unique to digital photography.


2022年3月17日木曜日

2022年3月17日~March 17, 2022

 


- An Experimental Attempt -

TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/2500 sec, ISO = 200, AE = +/-0, 
Color temperature = 5200K

車で30分程のフラワーガーデンは開園すぐに行くと朝撒いた水が残っていることがあります。
それを目当てにフラワーガーデンへでかけました。
すでに薹が立った葉牡丹の葉の付け根に水が溜まっていて、日差しを浴びてキラキラしていました。
そのキラキラを活かすべく、ちょっと実験的な画作りをしてみました。
ピントはキラキラが一番綺麗なところに置いて、背景の葉牡丹の暈けとのバランスを考えてフレーミング。
結果、ピントがどこにもあっていない画になりました。

If you go to the Flower Garden, a 30-minute drive away, right after it opens, you may find water left over from the morning sprinkling.
I went to the flower garden for this reason.
Water was pooling at the base of the leaves of the peonies, which had already gone past their prime, and they were glistening in the sunlight.
I tried to make a little experimental picture to make the most of the sparkle.
I placed the focus where the sparkles were most beautiful and framed it in a way that it was balanced with the background of the leaf peonies.
As a result, the picture was not in focus anywhere.


2022年3月16日水曜日

2022年3月16日~March 16, 2022

 


- A phantom in a dream -

TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/640 sec, ISO = 800, AE = +/-0, 
Color temperature = 3300K

今日は久々に車で10分程のところにある緑地公園の温室へでかけました。
目的はアイチアカと呼ばれるリュウゼツランです。
リュウゼツランはテキーラの原料になる多肉植物だそうです。
アイチアカはその園芸種で、赤や紅の蛍光色を有する観葉植物です。
この赤が日に透けると綺麗に光るので、よく晴れた日に撮りに出掛けています。
多分葉の表面は細かい毛に覆われているようで、葉に反射した光は暈けると赤以外の色を発します。
葉の赤とこの暈けの色をうまく組み合わせて画作りをします。
この画は、カメラ側に伸びてきている葉を暈けにしてその奥にある日があたっている葉の側面を撮りました。

Today I went to the greenhouse at Green Park, a 10-minute drive away, for awhile.
The purpose of my visit was to take pictures of a species called aichiaca.
It is a succulent plant that is used to make tequila.
The Aitiaca is a horticultural species, a houseplant with fluorescent red and crimson colors.
This red color glows beautifully when the sun shines through it, so I often go out to take pictures on sunny days.
The surface of the leaves is probably covered with fine hairs, and the light reflected off the leaves emits colors other than red when the sun shines through them.
I try to combine the red of the leaves and the color of this vertigo to create a good picture.
In this image, I used the leaves growing toward the camera as a vertigo and shot the side of the leaf behind it that was exposed to the sun.


2022年3月15日火曜日

2022年3月15日~March 15, 2022

 


- The light of primordial -

TAMRON SP AF180mm F/3.5 MACRO 1:1 using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/2500 sec, ISO = 160, AE = -1.00, 
Color temperature = 4200K

昨年の11月くらいから花をつけ始めた山茶花は流石に勢いがなくなってきました。
葉の油脂も少なくなりテカリがなくなってきました。
今花をつけている椿で代用です。
椿の葉の棘はないか、あっても山茶花に比べると細かいです。
したがって、その棘による円暈けも山茶花に比べると優しい感じに。
コントラストが乏しいので光の制御が難しいモチーフです。

The sasanquas, which began to flower last November or so, have lost their quicksand vigor.
The oil on the leaves has also become less and less shiny.
The camellia that is flowering now is a good substitute.
Camellia leaves have no thorns, or if they do, they are finer than those of sasanqua.
Therefore, the circular vignetting caused by the thorns is more gentle than that of the sasanqua.
Contrast is poor in this motif, making it difficult to control the light.


2022年3月14日月曜日

2022年3月14日~March 14, 2022

 


- stage of rainbow colored -

TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/800 sec, ISO = 400, AE = -1.00, 
Color temperature = 2750K

昨夜から降り始めた雨は夜明け頃には止み、朝には日差しが出てきました。
こういうときは雨が作った水滴、水玉を活かした画創りができます。
水滴の撮り方は色々ありますが、強い日差しがあるときは、水滴による円暈けを楽しみましょう。
特に、順光側から見てキラキラしている水玉をファインダー越しに覗くと、このような虹色をした円暈けが得られます。
観葉植物の葉の上にできた水滴を撮ってみました。

The rain that began falling last night stopped around dawn and the sun came out in the morning.
At times like this, it is possible to create images that take advantage of the water droplets and polka dots created by the rain.
There are many ways to photograph water droplets, but when there is strong sunlight, you can enjoy the circular vignetting created by the water droplets.
In particular, if you look through the viewfinder at sparkling water droplets seen from the direct light side, you can get this rainbow-colored circular vignetting.
I took this picture of water droplets on a leaf of a houseplant.

2022年3月13日日曜日

2022年3月13日~March 13, 2022

 


- Feeling the Spring -

TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 using 31mm Extension Tube on hand
Shutter Speed = 1/400 sec, ISO = 200, AE = +/-0, 
Color temperature = 4750K

チューリップの芽に挑戦、3日め。
若葉の先端の赤いところが成長点でしょうか?
細胞分裂が盛んに行われ、まさに葉を形成していく中心点です。
そのエネルギーを表現してみました。

I have been trying tulip buds for 3 days now.
Is the red spot at the tip of the young leaf the growth point?
This is the very center point where cell division is actively taking place and forming the leaf.
I tried to express this energy.


2022年3月12日土曜日

2022年3月12日~March 12, 2022


- Dance with me -

TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 using 31mm Extension Tube on hand
Shutter Speed = 1/1000 sec, ISO = 200, AE = -1.00, 
Color temperature = 4100K

昨日に続いてチューリップの芽をモチーフに一枚。
躍動感ある葉の曲線を活かしてまとめてみました。
RAW現像で余分なところを焼き込んでシンプルな構図にしました。

Continuing on from yesterday, here is a picture using a tulip bud as a motif.
I made use of the lively curves of the leaves to create this image.
I burnt out the excess parts in the RAW development to make a simple composition.


 

2022年3月11日金曜日

2022年3月11日~March 11, 2022

 


- Spiral staircase for spring -

TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 using 31mm Extension Tube on hand
Shutter Speed = 1/125 sec, ISO = 200, AE = +/-0, 
Color temperature = 4250K

今日の課題は芽が大きくなり始めたチューリップの葉っぱにしました。
チューリップは花もいいですが、その独特の形をした葉っぱも魅力的です。
チューリップの芽は、まだ、大きくても5cm程なので接写中心。
機動性を考慮して90mmに中間リングを入れて、手持ちで撮影しました。
葉っぱのいくつかは螺旋状に成長していて、その中心部から蜜のようなものでも出ているのでしょうか?
何故か水玉が。
その水玉への写り込みも活かしながら、春への螺旋階段をイメージしてみました。

Today's theme was the leaves of tulips, whose buds are beginning to grow.
Tulips have nice flowers, and their unique shaped leaves are also attractive.
Tulip buds are still about 5 cm at the largest, so I focused on close-up shots.
For mobility, I used a 90mm lens with an intermediate ring and handheld the camera.
Some of the leaves are growing in a spiral shape, perhaps with some sort of nectar coming out of their centers?
For some reason, there are polka dots.
I tried to create an image of a spiral staircase to spring while also taking advantage of the reflection in the polka dots.


2022年3月10日木曜日

2022年3月10日~March 10, 2022

 


- hopes(希望) -

TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on tripod
Shutter Speed = 1/800 sec, ISO = 200, AE = -1.00, 
Color temperature = 5400K

今日は強い日差しがあり、コントラストの大きな状況における表現を試みました。
強い日差しのもとのマクロ撮影で一番気をつけなければいけないことは白トビの防止です。
ピンポイントで強い光が入ってくるため、カメラの露出センサーを外すと自動露出が追従しません。
慣れないうちはヒストグラムを参考にしながら露出を補正値を決定するといいでしょう。

Today there was strong sunlight, and I tried to express images in a situation with high contrast.
The most important thing to keep in mind when shooting macro photography under strong sunlight is to prevent white-out.
Because of the strong light coming in with pinpoint accuracy, the camera's auto exposure will not follow the light if the camera's exposure sensor is removed.
If you are not familiar with this, it is a good idea to determine the exposure compensation value while referring to the histogram.


2022年3月9日水曜日

2022年3月9日~March 9, 2022


- Entrance to the Mysteries -

TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on tripod
Shutter Speed = 1/50 sec, ISO = 400, AE = -1.00, 
Color temperature = 5500K
Using Polarized sheet and PL filter

朝は晴れていたのですが、次第に雲が多くなり薄曇りの一日になりました。
柔らかい光を利用した氷の撮影に挑戦です。
今回は6枚のイメージを多深度合成しました。
氷はフリーザーで1時間半くらいかけて作ったものです。

The morning was sunny, but the day gradually became cloudy and lightly overcast.
It was a challenge to take advantage of the soft light to photograph the ice.
This time I did a multi-depth composite of six images.
The ice was made in the freezer for about an hour and a half.


 

2022年3月8日火曜日

2022年3月8日~March 8, 2022

 


- Refreshingly spreading shape -

TAMRON SP 90mm F/2.8 MACRO using 31mm Extension Tube on hand
Shutter Speed = 1/400 sec, ISO = 640, AE = 1.00, 
Color temperature = 3750K

スイセンの少し引いた写真は何枚かUPしたので、今日のテーマというか課題はスイセンのクローズアップにしました。
花を中心に撮りましたが、今日の一枚はこちら。
スイセンの花が茎についている付け根の部分です。
付け根の部分は花の影になっていて、そこに露出を合わせることでハイキーな爽やかな画になりました。

I have already uploaded several photos of daffodils slightly pulled back, so today's theme, or rather, subject, was a close-up of a daffodil.
I took pictures mainly of the flowers, but here is today's shot.
This is the base of the daffodil flower where it attaches to the stem.
The base of the daffodil is in the shadow of the flower, and by matching the exposure to that area, I was able to create a high key, refreshing image.


2022年3月7日月曜日

2022年3月7日~March 7, 2022

 


- the color for spring -

TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on tripod
Shutter Speed = 1/320 sec, ISO = 200, AE = -1.00, 
Color temperature = 5500K
using Polarized sheet and PL filter

今週末には突然春が来て、最高気温が20℃を越えるようです。
こうした急激な気候変化は温暖化の影響とか。
大気に蓄えられるエネルギーが多くなることで大気の循環が大きくなり、南の温かい空気と北の冷たい空気が大きく掻き回される結果、急激な気温変化をもたらすとのこと。
暖かくなった、と喜んでばかりいられません。
さて、今日の一枚は日差しが陰ったときに撮った氷です。
強い日差しの中コントラストの大きな画も氷らしくて綺麗ですが、こういう淡い光も面白いですね。
もう自然に氷は張りませんから、フリーザーで1時間半程冷やして作った氷を使いました。

This weekend, spring will suddenly arrive, with high temperatures exceeding 20°C (68°F).
These rapid climate changes are due to global warming.
The increased energy stored in the atmosphere causes a greater atmospheric circulation, and the warm air from the south and the cold air from the north are stirred up, resulting in drastic temperature changes.
We can't just be happy that it's getting warmer.
Today's photo was taken when the sun was not shining.
The contrast in the strong sunlight is beautiful, as is the ice, but this kind of pale light is also attractive.
Since ice doesn't form naturally anymore, I used ice made by cooling it in the freezer for about an hour and a half.


2022年3月6日日曜日

2022年3月6日~March 6, 2022

 


- rainbow gate -

TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on tripod
Shutter Speed = 1/125 sec, ISO = 400, AE = -1.00, F16 
Color temperature = 4400K
using polarized sheet and PL filter

ピント位置を変えてマクロ撮影した8枚のイメージを多深度合成しました。
ピントがあっているところだけを残して8枚を合成するのですが、手前と奥とでは写る範囲が異なる(手前にピントを合わせたときのほうが大きく写る)ため大きさの補正を行う必要があります。
氷の大きさは3cmほど。
氷の手前(太陽側)に偏光シートを置き、レンズ側にPLフィルターを付けて撮影しました。
虹色の発色は偏光シートの効果です。

A multiple depth composite was created from eight macro images taken at different focus positions.
The eight images were combined, leaving only the areas that were in focus, but it is necessary to correct the size of the image because the area in the foreground and the area in the background are different (the image in focus in the foreground is larger than the image in focus in the background).
The size of the ice is about 3 cm.
A polarizing sheet was placed in front of the ice (sun side) and a PL filter was attached to the lens side.
The rainbow coloration is the effect of the polarizing sheet.


2022年3月5日土曜日

2022年3月5日~March 5, 2022

 


- something lurking -

TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/2000 sec, ISO = 200, AE = -1.00, 
Color temperature = 3800K

昨年の11月くらいから咲き始めた山茶花もさすがにピークを過ぎました。
葉の艶も少し褪せましたが、日差しは強くなってきているので葉の棘の輝きは変わっていないようです。
この棘は強く光を反射しますが、それが暈けるといろいろな色が見えてくるのが面白い。
葉のカーブに合わせて暈け具合が変わり、大から小へ彩りの丸暈けが整列しました。

The mountain tea flowers, which began blooming around November of last year, have indeed passed their peak.
The gloss of the leaves has faded a little, but the sunlight is getting stronger, so the shine of the leaf spines seems to have not changed.
These thorns reflect the light strongly, but it is interesting to see the various colors when they become dappled.
The amount of vertigo changed according to the curves of the leaves, and the colorful circular vertigo was aligned from large to small.


2022年3月4日金曜日

2022年3月4日~March 4, 2022

 


- Spring being almost here -

TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO on hand
Shutter Speed = 1/3200 sec, ISO = 200, AE = 1.00, 
Color temperature = 5200K

今日のテーマはほぼ満開になった枝垂れ梅をマクロで表現することです。
日差しがあったので花びらや蕊の影が煩くない個体を選び、背景に他の花を暈けとして入れて満開感を出してみました。
花のピンクを強調するため、色温度を昼光より下げています。
また、春のほんわか感を演出するため、かすみを加えました。

Today's theme is a macro expression of weeping plum trees that are almost in full bloom.
Since the sun was shining, I chose an individual flower whose petals and stamen shadows were not bothersome, and added other flowers in the background as vertigo to give the impression of full bloom.
To emphasize the pink color of the flowers, I lowered the color temperature from daylight.
I also added a hint of haze to create a warm spring feeling.


2022年3月3日木曜日

2022年3月3日~March 3, 2022

 


- sonic wave -

TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/400 sec, ISO = 200, AE = -1.00, 
Color temperature = 3300K

いつもの観葉植物です。
日差しを受けて、光の海に浮かぶ小舟のようなイメージになりました。
風はまだ冷たいですが、日差しはもう春のそれです。

It is a usual houseplant.
The sunlight has given it the image of a small boat floating on a sea of light.
The wind is still cold, but the sunshine is already that of spring.


2022年3月2日水曜日

2022年3月2日~March 2, 2022


- opening your eyes -

TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO using 31mm Extension Tube on monopod
Shutter Speed = 1/800 sec, ISO = 320, AE = 1.00, 
Color temperature = 5450K

昨日再オープンしたフラワーガーデンへ行ってきました。
ここは冬季(1月~2月)の間閉園になっていたので3ヶ月ぶりです。
満開のラナンキュラスの花びらに昨夜まで降っていた雨が残り、朝日を受けて輝いていました。
今日は3月らしい暖かい日になりました。
まもなく本格的な春到来です。

I went to the re-opened Flower Garden yesterday.
It had been three months since the garden was closed for the winter (January-February).
The petals of the ranunculus were in full bloom, and the rain that had fallen last night was shining in the morning sun.
It was a warm March day today.
Spring will soon be here in earnest.


 

2022年3月1日火曜日

2022年3月1日~March 1, 2022


- plum-blossom day -

TAMRON SP 180mm F/3.5 MACRO on monopod
Shutter Speed = 1/500 sec, ISO = 200, AE = 1.00, 
Color temperature = 5500K

梅の木はそのゴツゴツとした枝ぶりが好きです。
よく日本画、特に、水墨画のモチーフとして古来から描かれてきました。
そんなゴツゴツした梅の幹を背景にして、無骨な梅が可憐な一輪の花を咲かせるギャップ感を表現してみました。
曇り空とはいえ、逆光側から撮っているので花が暗くならないようプラスに露出補正しています。
RAW現像時に、春らしさを演出するためかすみ感を加えています。

I like plum trees for their craggy branches.
It has often been used as a motif in Japanese paintings, especially ink paintings, since ancient times.
With the rugged trunk of the ume tree in the background, I tried to express the gap between the rugged ume tree and a pretty flower.
Even though the sky was cloudy, I took the photo from the backlit side, so I made positive exposure compensation to prevent the flower from becoming dark.
During the RAW development process, I added a hazy effect to create a spring-like atmosphere.


 

2024年12月21日~Dec 21, 2024

- Imagine - 今日は朝から雲がちな天気。 日差しのない寒い日になりました。 こういうときはシャボン玉で遊ぶに限ります。 いつもは透明や色のついたグラスにシャボンの泡を作るのですが、試しに黒のプラスチック容器に作ることにしました。 周りが黒くなることで背景のコントラストが...