- For A New Year -
2023年最後のお題は、一枚だけ色づいた南天の葉っぱです。
その葉っぱを真横から狙いました。
雨の名残の水滴がついていましたが、水滴にピントを合わせるとイメージの収束がおきて抽象度が落ちるのでやめました。
空はどんよりと曇り、時折、雨が降るような天気。
光が少ないので、少しだけ明るい90ミリマクロを中間リングなしで使いました。
180ミリも90ミリも撮影倍率は1:1なので、最短撮影距離で撮影すれば同じ大きさに写ります。
接写する限りにおいては、90ミリの方が軽く取り回しが楽です。
・90ミリは近づくことができる被写体には使い勝手がいい
ただし、90ミリは被写体から30cmまで近づかないと最大撮影倍率を得られないので、物理的に近づくことができない被写体には使えません。
例えば、ユッカは葉っぱが長細く、葉の先端から狙うとレンズが葉に当たってしまって撮影に支障をきたします。
南天の葉っぱは奥行きがないので、90ミリでOKでした。
南天は、その語呂から「難を転ずる=福来たる」ということで年末年始に重宝される植物です。
皆様にも良い新年が来ますように
【撮影データ】
TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 on monopod
Shutter Speed = 1/320 sec, ISO = 800, AE = -1.00,
Color temperature = 4050K